俳優の宮世琉弥が、10月1日にスタートするカンテレ・フジテレビ系ドラマ『スノードロップの初恋』(毎週火曜23:00~)で連ドラ初主演を務める。ヒロインは、女優の小野花梨が演じる。

  • 左から小野花梨、宮世琉弥=カンテレ提供

■宮世琉弥、死神役で連ドラ初主演

今作は、初めて人間界に降り立った死神・片岡朔弥が、幼くして父親を亡くし、唯一の肉親である弟を育てるために自分の人生を捧げてきた望月奈雪に出会い、少しずつ分かりあい、次第にひかれ合っていくラブストーリー。

宮世が演じる朔弥は、とある目的で人間界に初めて降り立った死神。人間界のことについて知識と興味はあるが経験はなく、初めての人間界での生活は不思議なことだらけ。さらに、他者との関わりを持ったことがないため、誰に対しても無遠慮でぶしつけなところもあるが、その無邪気で自由奔放な性格は奈雪を戸惑わせながらも魅了していく。

『くるり〜誰が私と恋をした?〜』(TBS)や『恋愛バトルロワイヤル』(Netflix)に出演し、Ryubi Miyase名義でアーティストとしても活躍中の宮世。『ViVi国宝級イケメンランキング 2024年上半期』NEXT部門で1位に輝くなど、今まさに飛ぶ鳥を落とす勢いの宮世が、今作で初めて連続ドラマの主演を務め、死神という難役に挑戦する。

■小野花梨、弟を育てるために人生捧げたヒロインに

ヒロインの奈雪は、両親の離婚後、父と弟と3人で暮らすも高校2年生の時に父親を亡くし、それから一人で唯一の肉親である弟の面倒を見る心優しき姉。父の旧友が社長を務めるレストランチェーンで、弟のために定時で帰れる経理の仕事をしている。自分に厳しく、甘え方も忘れていたが、朔弥に出会い、少しずつ“自分を大切にして自分らしく生きること”を考え始める。

演じる小野は、ドラマ『初恋、ざらり』(TX)で初主演を務めたほか、2023年には日本アカデミー賞新人俳優賞も受賞し、来年放送の大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』の出演も控えている実力派。宮世と初共演でラブストーリーのヒロインに初挑戦となる小野が演じる奈雪が、朔弥に出会うことでどう変わっていくのか。

片思いの葛藤や切ない自己犠牲、愛することの喜びなど、「誰かを愛することは、生きること」というテーマを届ける今作。ヒロインとの交流のなかで、初めて“愛”という感情を知っていく死神、本当の正体を知らぬまま、死神に思いを寄せていくヒロイン……そして、ヒロインを陰ながらずっと見守ってきた幼なじみの男性も、後日発表される。

■宮世琉弥 コメント

――今作への出演が決まったときのお気持ちと、台本を読んだ感想を教えてください。

以前、出演させていただいた火ドラ★イレブン枠に、また戻ってこられることがすごくうれしかったです。死神役ということで、難しい役ではあるなと感じつつも、人間らしい部分がたくさんあって、楽しく台本を読ませていただきました。

――初共演の小野さんの印象はいかがですか?また、先に言っておきたい自分の一面は?

初めてお会いしたときに、とびっきりの笑顔であいさつしてくださって、一気に緊張がなくなりました。すごく優しいステキな方で安心しました。僕は、撮影が止まっているときにたくさんしゃべっちゃうかもしれないです。いっぱい質問しちゃうタイプなので、うるさかったら「ちょっと今うるさいんで」って言ってください(笑)。

――今作ではいろんなグルメが登場しますが、宮世さんにとって“元気が出る食べ物”は?

ロケ弁のハンバーグです。撮影であのお弁当が出ると、すごくテンションが上がります! ぜひ、お願いします(笑)。

――視聴者の方にメッセージをお願いします。

タイトルとあらすじだけを聞いたら、どんなドラマになるんだろうって思う方もたくさんいるかと思いますが、甘酸っぱいラブストーリーを通して、日々を生きるうえで応援してくれるような、背中を押してくれるような作品になっています。ぜひ楽しみにしていてください!

■小野花梨 コメント

――今作への出演が決まったときのお気持ちと、台本を読んだ感想を教えてください。

“死神と恋愛をする”と聞いて最初は正直不安でしたが(笑)、台本を読んでみると、とてもかわいらしいお話で、撮影が楽しみになりました。

――初共演の宮世さんの印象はいかがですか? また、先に言っておきたい自分の一面は?

宮世さんが20歳、私が26歳で、6歳離れているのですが、すごくしっかりしていてビックリしました。なので、20歳らしいところもこれからたくさん見つけていけたらなと思っています。私は、甘いものが無限に食べられる性質で、差し入れがあったら食べちゃうし、ちょっと疲れてくるとチョコをつまんでしまったり……それを止めていただきたいです(笑)。

――今作ではいろんなグルメが登場しますが、小野さんにとって“元気が出る食べ物”は?

ミョウガやオクラなど、いっぱい具材を入れたおみそ汁が元気が出ますね。毎日食べたい!

――視聴者の方にメッセージをお願いします。

宮世さん演じる死神との恋愛が、一体どうなるのか……今からとてもワクワクしています。キュンキュンする温かいラブストーリーになっていると思いますし、おいしいご飯もたくさん出てきます。これから撮影頑張りますので、ぜひご覧いただけたらうれしいです!

■プロデューサー・萩原崇(カンテレ) コメント

もしも死神がこの世にいたら、いったいどんなやつだろうか? しかも、自分の愛する人が死神だったら、自分だったらどうするだろうか? そんな勝手なファンタジー妄想をしながら、このラブストーリーの制作をしています。日々押し寄せてくるたくさんの義務に埋もれながら、本当に自分のしたいことは何だったか、自分のありのままの本音や意志・希望とは何だったか、ついつい忘れがちになってしまいますが、自分の人生は自分のものであり、誰よりも自分が自分を大切にしていたわることができたら、周りに対しても、もっと優しくなれるのではないか、ひいては、世界中に優しさが充満するのではないか。そんな願いを、この自由気ままで無遠慮でぶしつけな死神に託して、このドラマがたくさんの方の背中を押すことができたらうれしいです。

【編集部MEMO】
主演を務める宮世琉弥は、2004年1月22日生まれ、宮城県出身。2019年にドラマ『パーフェクトワールド』で俳優デビューし、ドラマ『恋する母たち』(20)で注目を集める。以降、ドラマ『ナイト・ドクター』(21)、『村井の恋』(22)、『君の花になる』(22)、『ホスト相続しちゃいました』(23)、『パリピ孔明』(23)、『くるり〜誰が私と恋をした?〜』などに出演。2024年3月には、初主演映画『恋わずらいのエリー』が公開された。Ryubi Miyase名義でアーティストとしても活動しており、2024年には初のLIVEツアーを開催した。