1日のカンテレのバラエティ番組『マルコポロリ!』(12:00~※関西ローカル、TVer・カンテレドーガで配信)では、「千鳥も祝福! 上方漫才大賞おめでとう笑い飯拡大SP」が放送された。
■大悟、笑い飯をノブに紹介した過去振り返る
今回の主役・笑い飯に加えて、2人をよく知る小籔千豊、デルマパンゲ・迫田篤、麒麟・田村裕、トータルテンボス・藤田憲右、スーパーマラドーナ・武智がスタジオに集結し、コンビ結成から超一流の漫才師となるまでの歩みについて掘り下げた。
番組には「笑い飯は師匠みたいなもん」と言ってはばからない、後輩で盟友の千鳥もVTRで登場。笑い飯の2人が別々のコンビだった頃にインディーズライブの手伝いで初めて会ったという大悟が、出会いについて「僕が18歳の時で、最初哲夫さんがにぎりっ屁してきたんですよ。それでワシが“やめぇクサい!”とかじゃなくて“いつまでそんなおもんないことやっとんねん”って言ったのを、哲夫さんが“お前おもしろい”ってなってそこから仲良くなりました。その後ノブが来て、おもしろい人たちがいるからって言って、そこでみんな一緒になりましたね」と説明。一方のノブは「大悟が先に大阪へ行ってお笑いをピンでやっていて、僕は誘われて岡山から行ったんですけど、“今一番お世話になってる2人やねん”って西田さんと哲夫さんを紹介された時、大悟に“付き合うのやめぇ! この人らは売れん”って僕言いました(笑)」と、当時は売れるオーラが一切感じられなかったと明かす。
ちなみに大悟は“笑い飯誕生の瞬間”に居合わせたといい「なんばの劇場から西田さんと哲夫さんと3人で、ワシん家に自転車で帰る途中、なんか照れながら哲夫さんが言ってきたんですよ。“大悟、西っしゃん(西田)と組むことになったわ~”って。すっごい覚えてます。それで西田さんから“大悟~どう思う~?”って聞かれて。ほんでワシが“おもしろすぎる2人やから、コンビ組んだらイヤやわぁ”って答えて、3人でちょっと黙りながら家帰るっていう……めちゃくちゃ青春でしたね(笑)」と照れつつ回顧した。
さらに、いつしか始まったという4人での共同生活について、大悟は「最初はワシの家で毎晩のように大喜利をやってて。紙に書いた大喜利の答えを、笑い飯が僕の部屋なのに勝手に壁に貼り出すんですよね。部屋の4面全部大喜利の答えだらけの部屋で寝るっていう気持ち悪い生活でした」と振り返る。その上で「僕はあの時20歳くらいですか、すごい実はイヤでした。彼女とかも本当は呼びたいし。でも笑い飯は彼女とかいなくてそういう感覚がないから。ただただ自分たちがモテないからそれをしてましたね、今考えればね」と、今だから言える不満をついでにぶっちゃけていた。
「千鳥も祝福! 上方漫才大賞おめでとう笑い飯拡大SP」は、現在TVer・カンテレドーガで見逃し配信中。
【編集部MEMO】
『お笑いワイドショー マルコポロリ!』は、「東方見聞録」を記したマルコ・ポーロのように、常に「笑い」「面白さ」を追い求めている芸人たちが、芸能界という大海原に漕ぎ出て、新たなオモシロ人間を発掘する、というコンセプトで2006年4月23日から放送されているバラエティ番組。東野幸治がMCを務め、カンテレの中島めぐみアナウンサーがアシスタントを務めている。