映画「アンダーニンジャ」のティザービジュアル(左)と野口彩花のキャラクタービジュアル(右)。

花沢健吾原作による実写映画「アンダーニンジャ」の続報が到着。監督を福田雄一、主演を山崎賢人、ヒロイン役を浜辺美波が務め、2025年1月24日に公開される。

4月1日発売のヤングマガジン18号(講談社)で実写映画化が発表された「アンダーニンジャ」。山崎は忍者組織・NINの末端であり、ある重大な“忍務”を任されることになる謎の忍者・雲隠九郎(くもがくれくろう)を演じる。福田監督とは映画「斉木楠雄のψ難」「ヲタクに恋は難しい」に続き、これが3度目のタッグだ。浜辺が演じるのは、忍者たちの戦いに巻き込まれていく女子高生・野口彩花。浜辺は山崎と初共演で、福田組への本格参加もこれが初となる。

キャストと公開日の発表に併せ、“スーパーティザー映像”が到着。映像にはアクションを展開する雲隠九郎や、何か探す様子の野口の姿が収められている。またトレードマークの忍者専用パーカーを着た雲隠九郎が、高く跳躍し、剣を振るうティザービジュアルと、金髪が目を惹く野口のキャラクタービジュアルが公開された。

「アンダーニンジャ」は、現代の日本で秘密裏に生きる“忍者”たちを描く物語。2018年よりヤングマガジンで連載され、2023年10月にはTVアニメ化も果たしている。単行本は13巻まで発売中だ。

花沢健吾(原作者)コメント

苗字ランキング約2700位、漫画家の花沢健吾です。
ついに発表されました!
まずはホッとしてます。たぶん日本の映画界屈指の忙しい人だと思うので、まさかこの役を引き受けてくださるとは思いもよらなかったのですが、実際に撮影現場見学にいったら、そこに苗字ランキング約650位の山崎賢人さん、いや山崎九郎、いや雲隠九郎が立ってました。……感無量です。
苗字ランキング約2650位の浜辺美波さんから頂いた差し入れ、家宝にしたかったのですが、あまりにも美味しそうだったので食べました!
苗字ランキング約40位の福田監督もビックリするくらい心と肩幅が広く、これはとんでもなく壮大な作品になるのではと期待しております。まだ発表されてない方々もすごい人ばかりで、「アンダーニンジャ」という作品に、これだけの人たちが結集していただけたのは原作者として身に余る光栄です。続編では、観覧車下での戦いを是非とも映像化して欲しいので、皆さん劇場に足を運んでください!

山崎賢人(雲隠九郎役)コメント

元々、原作を読んでいてすごく好きな作品だったので、九郎を演じることができてすごく嬉しいですし、大好きな福田監督とまたご一緒できたことも本当に嬉しいです。監督は自由にやらせてくれる雰囲気を出しつつ、時には自分から笑いを生み出すということも求められ、独特の緊張感と楽しさを味わえる現場でした。原作を読んでいた時に「九郎は何を考えているんだろう」と掴めない印象があったので、声のトーンや表情も含め、すごく意識しました。足技やちょっと人間離れしている忍者独特のアクションもたくさんありますのでご期待ください。浜辺さんとは初共演でしたが、全力で監督の期待に応えようとする姿が素敵だなと思いました! 撮影はめちゃくちゃ楽しかったですし、本当に面白い作品ができているなという達成感があるので、早くスクリーンで観たいです!

浜辺美波(野口彩花役)コメント

初めて本格的に福田組に参加させて頂いて、本当に鍛えられました。自分が何かを得ているのか、何かを失っているのかわからないような感覚になりましたが……(笑)、中途半端にならないよう、とにかくやりきりました!
台本の中から私1人では生み出せなかった発想を福田監督がくださるので、本当に学びになりましたし、楽しかったです。山崎さんとは初めてご一緒させていただきましたが、本当に穏やかで、私が何をやっても受け入れて笑ってくださる優しい方でした。素晴らしいキャラクターたちの魅力が詰まった忍者アクションコメディ映画になっているのではないかなと思います。野口は原作とは少し変わっている部分もありますが、その中でも皆さんに愛して頂けるようなキャラクターになったらいいなと思いながら全力で演じましたので、楽しんでいただけたら嬉しいです。

福田雄一(脚本・監督)コメント

賢人くんとまた映画をご一緒出来ること、めっちゃ嬉しいです! 実は以前から賢人くんとアクションヒーローものをやってみたいという気持ちがあって。「斉木楠雄のΨ難」、「ヲタクに恋は難しい」、とノーアクションの映画だったので。笑。久々の賢人くんとの撮影はやっぱり毎日が楽しくて。そして、賢人くんの雲隠九郎は呆れるほどカッコいい! 浜辺美波ちゃんとは、「スーパーサラリーマン左江内氏」以来。あの頃はまだ10代で初々しかったですが、久々に会った美波ちゃんは別人のようで。明るくて、凛々しくて。撮影中はいろいろと無茶な演技をお願いしてしまって。私、お嫁に行けませんと言われました。笑。原作は設定が面白い!と思って、読ませて頂いていました。あと、花沢先生の「アイアムアヒーロー」とか「ボーイズ・オン・ザ・ラン」とか大好きだったので、お話頂いた時はめっちゃ嬉しかったです! そして、花沢先生が撮影現場に3回も遊びに来てくださって、その度に出演者のビジュアルの写真とかを観て頂いたり、かなりはしゃぎました。笑。
兎にも角にも、映画は2人がキラキラと輝いた素晴らしい出来に仕上がっています。是非、たくさんの人に劇場で観てほしいです!

若松央樹(プロデューサー)コメント

花沢さんの原作に出会ったのは、ずいぶん昔になりますが、冒頭のセットアップの段階から、惚れ込みました。かつて見たことのない現代忍者設定で、もしかしたらホントにいるかもと思わせる何とも言えないリアリティと、キャラクターのオフビートな造詣に魅せられました。そしてその魅力を分かち合える「同士」と言ったらおこがましいのですが、以前作品をご一緒した福田監督、そして山崎賢人さんと意気投合できたことがプロデューサーとして最高に幸せな瞬間でした。さらに、福田組に是非お招きしたかった国民的女優・浜辺美波さんが賛同してくれるという奇跡も重なり、これ以上ない素敵な作品になっていると思います。未だかつてない山崎さん&浜辺さんの魅力が満載ですし、原作の壮大なスケール感と心地よい緩さを、福田監督が見事に融合し、世界的にも面白がれるエンターテイメントになっているかと思います。是非スクリーンでお楽しみいただければ幸いです。

映画「アンダーニンジャ」

2025年1月24日(金)全国東宝系で公開

スタッフ

原作:花沢健吾「アンダーニンジャ」(講談社「ヤングマガジン」連載)
脚本・監督:福田雄一
プロデューサー:若松央樹、大澤恵、松橋真三、鈴木大造

キャスト

山崎賢人、浜辺美波

※山崎賢人の崎はたつさきが正式表記。

(c)花沢健吾/講談社 (c)2025「アンダーニンジャ」製作委員会