赤星憲広、阪神・木浪聖也のショート起用に本音「正直…」

元プロ野球選手で野球解説者の赤星憲広氏が20日、YouTubeチャンネル『赤星憲広の入ってねぇーんだよ!』で公開された動画「赤星が考える阪神が勝てない理由/今だからスタメンで見たい2人の野手とは!?」に出演。阪神・木浪聖也について語った。

木浪聖也のショート起用に本音「正直…」

動画中盤、「木浪と梅野の打撃の状態も良くないので」と、木浪聖也と梅野隆太郎に言及しつつ、木浪について語り始めた赤星氏。

昨年は127試合に出場し、打率.267、1本塁打、41打点という成績を残し、自身初のベストナインとゴールデングラブ賞を受賞、38年ぶりの日本一に大きく貢献した木浪だが、今シーズンは打撃不振で、動画公開日翌日の21日終了時点で86試合に出場し、打率.208、1本塁打、26打点という成績にとどまっている。

そんな木浪について、赤星氏は「正直、2割切ってるとか、2割なわけじゃん? ってなったら…」「もちろんショートできる人間が小幡選手とか今いないから」としつつも、「逆にそれだったら植田海ショートとかね。熊谷ショートとか。それか、ファームから誰か上げるとか。まあ、木浪には申し訳ないけど……」と持論を展開。

さらに、「もちろん守備でね、色々貢献(してる)。こないだも、東京ドームでバックホームでアウトにしてくれたりはしてるけど」と、木浪の守備での貢献は認めながらも、「でも、これだけ打てないと、下位で3アウト確定みたいになっちゃうんで」と、打線への影響を指摘していた。

なお、木浪は動画公開後、20日のヤクルト戦では4打数3安打2打点、21日のヤクルト戦でも4打数2安打と徐々に復調の兆しを見せている。