俳優の一ノ瀬颯が、日本テレビ系ドラマ『若草物語―恋する姉妹と恋せぬ私―』(10月スタート、毎週日曜22:30~)に出演する。

  • 堀田真由(上)と一ノ瀬颯

アメリカの作家、ルイーザ・メイ・オルコットが手がけた不朽の大ベストセラー『若草物語』を原案に、舞台を大胆に現代の日本に置き換えて描かれる同ドラマ。ストーリーの中心となる町田家の四姉妹を、堀田真由(次女)、仁村紗和(長女)、畑芽育(四女)、長濱ねる(三女)が演じる。

一ノ瀬が演じる行城律は、四姉妹の次女・町田涼(堀田)の20年来の幼なじみ。早くに両親を亡くし、ホテル経営者である祖父のもとで育った律は、新聞社の文化部で記者として働いている。 。 涼にとって律は、性別の垣根を越えた“唯一無二の親友”。一方、律にとって涼は、幼い頃からひそかに想いを寄せる“好きな人”。高校時代の“ある出来事”をきっかけに、一度は彼女への想いを断ち切ろうとした律だったが、ひょんなことから運命的な再会を果たし…。

コメントは、以下の通り。

■一ノ瀬颯

幼少期よりなじみのあった『若草物語』の世界に、“行城律”として生きられることを、心から光栄に思います!
原案小説の骨子を継承しつつも、現代にぴったりとマッチする物語、かつ登場するキャラクターも多種多様なので、あらゆる方に楽しんでいただける作品になると確信しています。
活気あふれるキャストとスタッフで、令和版『若草物語』を作り上げていくのがとても楽しみです。
シーンによって変わるテンポ感や空気感、堀田真由さん演じる涼と律の関係性にもぜひご注目ください!

■森有紗プロデューサー

私自身が原案小説『若草物語』の中で特に好きなところが、四姉妹の次女・ジョーと、その幼馴染・ローリーの唯一無二の関係性。少女向けの物語の世界では、『シンデレラ』しかり『白雪姫』しかり、古くからヒロインと素敵な男性が結ばれる結末が王道であり鉄板。しかし小説『若草物語』の著者であるルイーザ・メイ・オルコットは、およそ150年前、自身の日記の中で、「ジョーとローリーを結婚させたりはしない」とはっきりと記しています。
時代は移り変わり、人々の価値観も多様化していく中、ジョーとローリーそれぞれをモデルにした涼と律はどのような結末を迎えるのか…?原案小説のローリーのイメージにもぴったり合う一ノ瀬さんが律を演じてくださることになり、私自身心強くもあり、うきうきと胸躍るような気持ちです。ぜひ皆さまにも、“涼と律ならではのハッピーエンド”を見届けていただけると嬉しいです。