お笑いコンビのバナナマンがMCを務める日本テレビ系バラエティ特番『音が出たら負け』が、19日(20:00~)に3年ぶりに放送される。

  • バナナマンの設楽統(左)と日村勇紀

この番組は、賞金を獲得するため、挑戦者たちが無音のエリアへ潜入し、音を出さずに超難関ゲームをクリアするというゲームバラエティ。今回は2人1組のチーム制。話題のアイドル、俳優、タレント、お笑い芸人、声優、アスリートなど27組の挑戦者たちが登場する。

ファーストステージは個人戦。制限時間内に音を立てずにおもちゃを片付けるゲームには、藤原丈一郎(なにわ男子)、岡部大(ハナコ)、狂言師・和泉元彌らが挑戦する。

長尾謙杜(なにわ男子)とコンビを組む藤原は「自信はめちゃくちゃありますよ」と意気込んでスタート。岡部は必死の形相で、「普段から静寂と緊張感の中で過ごしている」という和泉の見事な身のこなしにも注目だ。天才子役・永野柚乃のチャレンジには、別室で見守る全員から大きな声援が飛ぶ。

宮野真守、やす子、浮所飛貴(美 少年)らが挑むのは、音を出さずに橋を渡りきるゲーム。『24時間テレビ』のチャリティーマラソン出場に向けて日々、トレーニングを積んでいるというやす子だが、その成果は。藤井直樹(美 少年)が緊張のまなざしで見守る中、余裕の表情でゲームに挑戦する浮所は、無事クリアなるか。

プロレス界のレジェンド・長州力が挑むのは、椅子に拘束されたまま音の鳴る障害物をよけ、ゴールにたどり着き、鉄球を綱でキャッチするゲーム。孫・由真の声援を受け、無事にクリアできるのか。プロバスケットボール選手・八村阿蓮、生見愛瑠らもこのゲームに挑戦。また、『おもしろ荘2024』で優勝した橘井と小池の橘井優輝がこのゲームにチャレンジする。

ベルトコンベアーから流れてくるキッチンアイテムを音を立てずに収納するゲームに挑戦するのは、村上(マヂカルラブリー)、関太(タイムマシーン3号)ら。村上は自らの無音生活の経験を明かし、関は音を立てずにすることができる「特技」を暴露する。

見事ファーストステージをクリアしたチームには、協力戦が要求されるセカンドステージ、さらには様々な障害物が行く手を阻む超難関・ファイナルステージが待っている。

収録後のバナナマンのコメントは、以下の通り。

設楽統:今、収録終わったばっかりですけど、すごく興奮さめやらない。手に汗握りました!本当に面白かったですね。

日村勇紀:僕も全く一緒です。本当にスポーツ観戦した時のようなあの興奮がスタジオにありました。マジですごく面白いよね!

設楽:ファーストステージ、セカンドステージ、ファイナルステージがありますけど、今回は2人1組で挑戦なので、途中で1人が失敗したとしても生き残ることができたり、2人で協力する場面もあるのがいいよね。これがまた面白いコンビ、グループの方もいました。

日村:そうだね。静かな番組だけど、そこに緊張感があって、音が出た瞬間に急に「うわぁっ!」ってなりますから。疲れます、ほんと見ていて(笑)

設楽:このゴールデンの番組の中で一番静かだから。音が出ちゃ負けなので。

日村:スゲー静か!でも熱い戦いっていう。

設楽:我々は見ながらずっとしゃべっていました。「あーっ!」とか、「いやーっ!」とか、興奮していましたけどね。

設楽:ルールはシンプルです。“音が出たら負け”というね。番組タイトルにもなっていますけど、本当にそれだけ。簡単なルールなので、見てすぐ誰でも楽しめると思います。

日村:特に注目していただきたい人は…長州力さんをぜひ見てください!

設楽:長州さんはもう言っちゃいますけど、ダメでした!(笑)

日村:長州さんを見るには早目に見ておかないと、後から完全にいなくなりますから(笑)

設楽:あとはラインナップされているんだけど、ほとんど映らない人。これはしょうがないね(笑)

設楽・日村:つまり全部見てほしいです!

【編集部MEMO】
『音が出たら負け』は、海外タイトル『Mute it!』として、シンガポールの見本市で開催された「ContentAsia Awards 2020」のテレビフォーマット(バラエティ)部門最優秀賞を受賞。企画した日テレ アックスオンの野中翔太氏は「コロナ禍じゃなかったら通ってないって言われました。1人で静かにやってるんで、飛沫しないというのが通った理由の一つだったので。当時は局内とかで“番組ではなく、コーナー企画だ”と言われたんですけど、時代とマッチングしたというのがありました」と語っている。

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