俳優の高橋文哉が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『伝説の頭(ヘッド) 翔』(23:45~※一部地域除く)第5話が、きょう16日に放送される。

  • 高橋文哉=テレビ朝日提供

■『伝説の頭 翔』、高橋文哉主演で実写化

『クロサギ』や『正直不動産』など、多くの実写化漫画の原案で知られる夏原武氏の原作デビュー作として、2003年~2005年にコミック雑誌『週刊少年マガジン』(講談社)にて連載され人気を博した『伝説の頭(ヘッド) 翔』が満を持して初実写化。主演の高橋文哉が、1,000人を超えるヤンキーたちを従える不良チーム「グランドクロス」を束ねる伝説の頭・伊集院翔と、クラスでもまったく存在感がなく、スクールカースト最下層の万年パシリ・山田達人という最強と最弱の二人を、一人二役で演じている。

■第5話では丸川敦(駒木根葵汰)が躍動

第5話は、危多漢闘の危多南警察署・少年課課長に、陣内響美(平野綾)が新たに着任するところから物語は始まる。容姿端麗で華奢な体つきながら、合気道の技で向かってきたヤンキーを背負い投げし、「クソヤンキーども」と捨て台詞を吐くなど、ドSなキャラに「叱られんのが今までにない快感」(亀井礼音/簡秀吉)というヤンキーが続出中のよう。そんな響美は「危多漢闘を私が変える!」という強い意志のもと、なんとグランドクロスの翔、北総愚連隊のナルシスト総長・瀬山大護(金城碧海)、ブラッドマフィアのクレバー怪力ボス・東城真(カルマ)を呼び出して、3人が警察署で対峙することに!?

さらに今回は、危多漢闘で高齢者を狙った詐欺被害が多発していることを機に、チームの看板を誰よりも重んじるグランドクロスメンバー・丸川敦(駒木根葵汰)が躍動。翔へのリスペクトなら誰にも負けない彼の過去も明らかになるが、なんと響美に逮捕されるハメに? 丸川と詐欺事件の行方やいかに。また、東城がついに達人と翔が入れ替わっていることに気付き、達人に扮した翔が、古くさい街角のスケ番ズのメンバー・藤谷彩(関水渚)とバッタリ鉢合わせする場面も。そして、グランドクロス副長の大門伝助(菅生新樹)は、入院中のホンモノの翔に復帰を懇願するが、病気のこともあり進退を決めかねている翔は「とにかく今は様子見」と答えるのが精一杯で……。

【編集部MEMO】第5話あらすじ
いくつもの不良チームがしのぎを削る危多漢闘(きたかんとう)の危多南警察署・少年課課長に陣内響美(平野綾)が着任する。美しい容姿に相反し、合気道の技で向かってきたヤンキーを「クソヤンキーども!」と投げ飛ばすなど腕っぷしも強い彼女は、「ヤンキーの巣窟・危多漢闘を私が変える!」と、鼻息荒く目についたヤンキーを片っ端から補導。これまではベテラン刑事のムラさんこと村田源治(川瀬陽太)が、ヤンキーに理解を示して良好な関係を築いていただけに、グランドクロスのメンバーたちも戦々恐々となるのだった。そんな中、なんと響美はグランドクロスを束ねる伝説の頭・伊集院翔(山田達人/高橋文哉)を連行!? 同時に、北総愚連隊のナルシスト総長・瀬山大護(金城碧海)、ブラッドマフィアのクレバー怪力ボス・東城真(カルマ)も呼び出して警察署内で三つ巴状態に。響美の思惑とは。一方で、翔が何者かと入れ替わっていることを察知した東城は「このことをほかのヤンキーが知ったらどうなるのか楽しみ」と不敵な笑みを。グランドクロス副長の大門伝助(菅生新樹)は、入院中のホンモノの翔に復帰を懇願するが、病気のこともあり進退を決めかねている翔は「とにかく今は様子見」と答えるのが精一杯なのだった。同じころ、危多漢闘で高齢者を狙った詐欺被害が多発。チームの看板を誰よりも重んじるグランドクロスメンバー・丸川敦(駒木根葵汰)は、「下のモンが俺らの知らないところでコソコソやってる可能性もゼロとは言えない」と、街の見回りを開始するが、そんな矢先に丸川自身が響美にパクられるハメに。そして、黒髪に眼鏡の達人に変装したホンモノの翔が、ひょんなことから達人が激推しするアイドル・古くさい街角のスケ番ズのメンバーである藤谷彩(関水渚)とバッタリ鉢合わせ。翔から話を聞いた達人は、その際の彩のリアクションに引っ掛かる。