東京ドームシティ・シアターGロッソで2024年7月13日より開催中の『爆上戦隊ブンブンジャーショー』第2弾「ブンバイオレット大独走!カオスな世界でぶっちぎれ!!」。8月7日から8月25日の間「夏休み特別公演」と銘打ち、2014年に活躍した「仮面ライダードライブ」がスペシャルゲストとして登場する。

同じ「自動車」モチーフのヒーローであるブンブンジャーと「夢の共演」を果たす様子をレポートしよう。

夏休みの特別公演に「仮面ライダードライブ」参戦!

前身となる「後楽園ゆうえんち野外劇場」の「仮面ライダーショー」から始まり、50年以上もの歴史と伝統を誇るヒーローアクションショーの聖地・シアターGロッソ。さまざまなギミックが施された立体的なステージをヒーローたちが縦横無尽にかけめぐり、子どもたちに感動と興奮を与えるステージが催されてきた。

苦魔獣(くるまじゅう)ペンキグルマーの能力によって2つの異なる世界が混ぜ合わさり、ブンレッドとブンバイオレットは4人の仲間と連絡が取れなくなってしまう。

そこに現れた警視庁刑事・泊進ノ介は、ドライブドライバーで仮面ライダードライブに変身。

お互いに「怪しい奴」だと警戒するドライブとブンバイオレットが、激しくぶつかりあうスリリングな場面が見られた。

Gロッソに平成仮面ライダーが登場するのは、史上初だという。タイヤをマスクにあしらったブンブンジャーと、タイヤをボディに組み込んだ仮面ライダードライブが時代を超えて同じステージに立っている姿は、まさにヒーローファンの魂が爆上がる光景だろう。また、仮面ライダードライブがいきなり出てくるのではなく、ステージ上で「ドライブドライバーとシフトブレスを操作」という一連の変身シークエンスをしっかり見せてくれるのも熱い。長年の『仮面ライダードライブ』ファンの心をゆさぶることは間違いない。

ペンキグルマーの攻撃で動きを封じられた仲間、そしてドライブを助けるため、ブンレッドとブンバイオレットが客席に呼びかけ、子どもたちの声援=ブンブンパワーを引き出して突破口を開く。

後半は6人そろったブンブンジャーと仮面ライダードライブが、共に力を合わせてハシリヤンとロイミュード連合軍を迎え撃つ、激しいアクションに注目してもらいたい。

ブンブンハンドル(ロッドモード)をふるうブンレッドと、空中から鋭いキックを放つドライブのダブル攻撃により、ペンキグルマーが「スーパー戦隊と仮面ライダーは“混ぜるな危険”!」とコミカルな嘆きの言葉を発して敗退するのも、実にシャレている。

『爆上戦隊ブンブンジャーショー』第2弾「ブンバイオレット大独走!カオスな世界でぶっちぎれ!! 特別公演」は2024年8月7日から、8月25日まで開催。ただし8月15日、8月19日~23日は休演となる。

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