フジテレビの宮司愛海アナウンサー3日、オーディオストリーミングサービス・Spotifyで、ポッドキャスト番組『宮司愛海のすみません、今まで黙ってたんですけど…』を配信。フランス・パリで開催中のパリオリンピック取材について語った。

渡仏2週間も「1カ月ぐらいこっちにいる気持ち」

宮司愛海アナウンサー

同局のニュース番組『Live News イット!』のキャスターとして、現地取材を行っている宮司アナ。渡仏して約2週間が経ち、「濃密な毎日を過ごしているので、1カ月ぐらいこっちにいる気持ち」だと語り、「開幕して4~5日かな? 毎日忙しく日々を過ごしております」と報告。「日本とパリの時差は7時間」だと前置きしながら、「朝は6時前に起きて準備して中継場所に向かって、8時45分から中継して。(日本時間の)午後4時、5時、6時と一日3~4回中継をして、午前中は終わる感じですね。開幕してからは、中継のあとに、午後から夜にかけていろんな競技を取材している」と多忙な日々を明かした。

「開幕前はパリの街中から、路面電車に乗って中継したり、セーヌ川沿いに行ってみたり。ちょっと楽しげな中継をしてたんですけど……」という宮司アナは、「今はスポーツ一色で。なんだか、スポーツキャスターをしていたときのことを思い出しますね」とスポーツ取材ならではの雰囲気に感慨深げ。先月26日(現地時間)に行われた開会式も、「セーヌ川沿いで見ておりました。すごかった」と振り返りつつ、「セーヌ川の6kmぐらいにわたって、選手たちが船に乗ってパレードして。なかなか全容がつかめなくて、私たちがいたところからは、レディー・ガガもセリーヌ・ディオンも見えなかったんですよ。残念だったなぁ」とつぶやいていた。

また、今回の取材で初めてパリを訪れたという宮司アナは、「街並みがきれい」だと感激。一方で、「フランスは基本的に冷房がないんですよ。ほとんどの家庭に。こっち来てから、暑い日が結構多くて……。フランスに来る前に、“パリは涼しいよ、とっても快適だよ”って言われてたのに、うそじゃん! と思って(笑)」という苦労を打ち明け、「緯度が高いからか、日差しがものすごく強くて痛いくらい」だと吐露。会場によっては、「日差しがまぶしくて目が開けられない」と明かしながら、「屋外で競技する選手は、暑い日に当たっちゃうと本当に大変だろうなと思いながら、私も汗をかきかき取材をしているところ」と現地の様子を伝えていた。

【編集部MEMO】
2023年11月にスタートした『宮司愛海のすみません、今まで黙ってたんですけど…』は、フジテレビアナウンサー・宮司愛海がパーソナリティを務めるSpotifyオリジナルポッドキャスト番組(毎週土曜9時配信)。宮司アナは番組開始前、「入社9年目、会社員として働く毎日で感じたこと、思ったことを話します。アナウンサーとしての私、32歳の等身大の私。背伸びせずありのままの気持ちを言葉で表現したいと思っています。基本的には“ひとりごと”のつもりですが、時々素敵なゲストの方をお迎えしていくつもりです」とコメントを寄せ、「リスナーの皆さまからのメッセージや叱咤(しった)激励も織り交ぜながら、素敵な番組を作っていきたいと思っています!」と意気込んでいた。