女優の飯沼愛が、8月5日に21歳の誕生日を迎え、テレビ朝日系ドラマ『南くんが恋人!?』(毎週火曜21:00~※6日は休止、13日に第4話放送)の現場でサプライズの祝福を受けた。

  • 前列・飯沼愛、後列左から・武田真治、加賀まりこ、八木勇征、番家天嵩、木村佳乃=テレビ朝日提供

■“男女逆転”で描かれる『南くんが恋人!?』

1987年に刊行された内田春菊氏の人気漫画『南くんの恋人』。テレビ朝日では、1994年に高橋由美子&武田真治、2004年には深田恭子&二宮和也と二度にわたって連続ドラマ化してきたが、今回は、1994年版でも脚本を担当した岡田惠和氏の脚本で、「男女逆転バージョン」として映像化することに。これまでの作品で15cmの手のひらサイズになってきたのは女の子=ちよみ(飯沼愛)だったが、今作では南くん(FANTASTICS八木勇征)が手のひらサイズになって、ちよみの前に現れる。

■家族のような仲良しキャスト陣が飯沼愛を祝福

5日に21歳の誕生日を迎えた飯沼。父・信太郎役の武田真治、弟の拓真役の番家天嵩、“大先生”こと祖母の百合子役の加賀まりこ、そして母・楓役の木村佳乃が大集合した堀切家でのシーンに、南くん役の八木勇征も加わり、にぎやかな雰囲気の中、撮影は進行された。そしてカットがかかると、八木&武田が特大サイズのケーキを。「ハッピーバースデー」の歌が流れ、キャスト・スタッフから飯沼へ大きな拍手がおくられた。

ケーキを前に「年々、1年過ぎるのが早くて……」と話す飯沼に、木村は「もう!?」と驚き、加賀も「ちょっと早いわね……(笑)」と苦笑い。「21歳の年は、1日1日を大切に過ごしたい」と希望を明かしつつ、「まずはこの『南くんが恋人!?』の現場で皆さんからたくさん学んで、豊かで優しい大人になっていきたいです!」と力強い抱負を語った。

【編集部MEMO】13日放送 第4話あらすじ
誰もいないはずの部屋で誰かと会話し、その誰かに「南くん」と呼びかけている堀切ちよみ(飯沼愛)を怪訝に思った楓(木村佳乃)は、意を決して部屋に入る。「小さな南くん(八木勇征)が……いるの?」と尋ねる楓に、「いるよ」と返したちよみが見せたのは、手芸部で作った小さな南くん人形。必死に誤魔化してなんとか切り抜けたちよみだったが、楓をはじめ、百合子(加賀まりこ)、信太郎(武田真治)の疑念を払拭できたのかはわからず、さらには人形相手に一人芝居をしている自分にも恥ずかしさを感じてしまう。その頃、楓、百合子、信太郎の3人は、「一人で南くん人形と会話をするちよみ」についての対策会議を開いていた。そして、各々の若かりし頃の人形エピソードなどを語りつつ、「ちよみを痛い人みたいに思うのはやめよう」という結論に達するのだった。翌朝、衝撃的な家族の食卓を経て家を出発したちよみは、木村久子=チャコ(室井滋)にも小さな南くん人形を見せる。ひとまずは疑いの目を逸らせることに成功し、本物の南くんをポケットに忍ばせたちよみは、颯爽と学校に向かっていく。ずっと一緒にいられる幸せを感じるちよみと南くんだったが、一緒に南くんの大学バスケ部の試合を見に行った後、とんでもない出来事が2人を襲う。