NHKでは、民放キー局(日本テレビ、テレビ朝日、TBSテレビ、テレビ東京、フジテレビ)と連動した環境特番を、総合テレビで9月29日(10:05~)に放送する。
6局では、気候危機を食い止めるための共同キャンペーン 「1.5℃の約束 - いますぐ動こう、気温上昇を止めるために。」を展開。3年目となる今年は、連動特番に加え、国連キャンペーンが8月から新たに行うSNSムーブメント「何もしないともっと暑くなる」に参加する。
国連のSNSムーブメントは、X(Twitter)、Facebook、Instagram、YouTube、TikTokなどのSNS上に「#何もしないともっと暑くなる」「#1.5℃の約束」の2つのハッシュタグをつけて行われる。いま行動しないと温暖化が加速し、もっと暑い夏になってしまうことを真夏の暑い時期に訴えるもので、国連が世界で気候危機を解決するために推進している「個人でできる10の行動」を多くの人に広めるのが目的だ。主旨に賛同して2つのハッシュタグを付けるだけで参加できる(実施期間:8月1日~9月30日)。
24年度のキャンペーン参加アナウンサーのコメントは、以下の通り。
■NHK 高瀬耕造アナウンサー
「この暑さについて“気になっている人”に向けて発信していきたいです。個人で今日からできる持続可能な取り組みや価値観の変化は、気候変動対策を強く後押しすると思います」
■日本テレビ 後呂有紗アナウンサー
「気候変動対策は、日常の小さなアクションの積み重ねが大切な分野です。我慢ではなく、楽しみながらできてプラスになるアクションもご紹介し、もっと広げられればいいなと思っています」
■テレビ朝日 森山みなみアナウンサー
「毎日お伝えしているニュースの中でも、記録的な猛暑やこれまでにない豪雨被害など気候危機がどんどん身近になっていると感じます。私たちがアクションを共有していくことで、少しでも問題の解決につなげたいです」
■TBSテレビ 日比麻音子アナウンサー
「もはや“ひとり”では立ち行かないレベルで気温上昇が止まらない今だからこそ、“みんな”でできることを一緒に探りたいです。具体的なアクションにつなげていきたいと思います」
■テレビ東京 佐々木明子アナウンサー
「今年もすでに異常な暑さに見舞われる中、メディアが団結して集中的に発信するインパクトはとても大きいと思います。個人個人の小さな心がけは、大きなうねりとなるに違いありません」
■フジテレビ 倉田大誠アナウンサー
「気候変動への取り組みは“防災”の一環であり、何か起きてからではなく、何かを起こさないようにする活動だと思っています。局の垣根を越えて取り組んでいきたいです」