俳優の眞栄田郷敦が主演を務める、映画『ブルーピリオド』(8月9日公開)のYOASOBI「群青」とのコラボ映像が25日、公開された。

  • 映画『ブルーピリオド』

同作は山口つばさ氏による人気漫画の実写化作。からっぽだった高校生・矢口八虎(眞栄田郷敦)が、1枚の絵をきっかけに美術の世界に本気で挑み、国内最難関の美術大学を目指して奮闘していく物語。美術の経験も才能もない素人が天才的な画力を持つライバル達や、答えのないアートという壁に苦悩しながらも、情熱だけを武器に圧倒的努力で困難を乗り越えていく。好きなことに出会えた高揚感、その先に訪れる葛藤をもリアルに描いている。

『ブルーピリオド』×YOASOBI「群青」、眞栄田郷敦×八虎ら原作キャラ&映画キャストがともに映し出される特別映像

今回公開されたのは、原作漫画『ブルーピリオド』からインスパイアされて誕生したYOASOBI「群青」と原作そして映画『ブルーピリオド』とコラボした特別映像。原作の象徴的なシーンのカットから映画の映像に乗り替わっていく演出で、八虎を演じた眞栄田郷敦、八虎の同級生・ユカちゃん(鮎川龍二)役の高橋文哉、高橋世田介役の板垣李光人、森まる役の桜田ひよりの姿が、原作のキャラクター画像と共に映し出されている。

漫画『ブルーピリオド』とブルボン・アルフォートとのコラボレーション企画から生まれた小説『青を味方に。』を原作に書き下ろされた楽曲「群青」。今回、同作で描かれる「好きなことに出合えた昂揚感、没頭する楽しさ、そしてその先にある苦悩と葛藤」を表現した同楽曲とのコラボレーションを通じて、漫画そして映画『ブルーピリオド』が“好きなことに挑み続けるすべての人を応援する作品”であることをより多くの人に伝えたいという思いから企画をオファーし、実現へと至った。

特別映像でも八虎が絵を描いて描き続けて苦悩する姿が切り取られており、楽曲のテーマでもある好きなことに向き合う楽しさや苦悩、葛藤とシンクロしている。さらに、目標がなく生きてる実感が持てなかった八虎が「本当の自分、出会えた気がしたんだ」という「群青」の歌詞と共に「才能はないかもしれない、だけど俺絵を描くのがすきなんだ」という好きなことをみつけ、“情熱”が目覚めた八虎の印象的なセリフにリンクした映像になっている。

(C)山口つばさ/講談社 (C)2024映画「ブルーピリオド」製作委員会

【編集部MEMO】
『ブルーピリオド』原作は2017年6月より月刊アフタヌーンで連載され、「TSUTAYAコミック大賞」「このマンガがすごい!」など国内の主要漫画賞にノミネート、「マンガ大賞2020」を受賞。アニメ版も好評を博し、舞台化もされている。