本田技研工業は7月23日~8月9日、コミュニケーションゲーム「OuTDooR Hunting Card(アウトドアハンティングカード)」by VEZELを「Hondaウエルカムプラザ青山」(東京都港区)でアンケートに回答した先着100名に無料配布する。
同ゲームは、コンパクトSUV「VEZEL(ヴェゼル)」でさらにアウトドアを楽しんでもらいながら、友だち関係を深めるきっかけにしてもらうことを目的に制作された。
この制作に先駆け、2024年5月31日~6月3日、全国の20代・30代の社会人男女800人を対象に「大人の友だち付き合い」についての調査がインターネットで行われた。
社会人の4人に3人は「新しい友だちができにくい」と感じている
20代・30代の働く男女800人に、社会人になる前と比べ新しい友だちができにくいか聞いたところ、41.3%が「当てはまる」、33.6%が「どちらかというと当てはまる」と答え、合わせて約4人に3人が「新しい友だちができにくい」と感じていることがわかった。また、社会人の約6割は、「仕事や居住地の変化」(計61.0%)や「結婚や出産などライフステージの変化」(計58.8%)で、「友だちとの共通の話題が減りがち」と感じている。
「仲良くなりたい同僚」がいるものの「仲良くなる機会がない」は7割
働く20代・30代の約半数が「知り合いから友だちになるきっかけが欲しい」(計51.0%)と思っているが、入社歴別に見ると入社1年目(計65.3%)・2年目(計59.6%)の割合が高く、若い年代の方が知り合いから友だちになるきっかけをより望んでいるようだ。そこで、勤め先での交友関係について聞くと、「もっと仲良くなりたい同僚がいる」や「休日に遊びに誘ってみたい同僚がいる」のは、入社1・2年目の若い年代に多くなっているが、その一方で彼らの7割前後が「職場の同僚と仲良くなる機会があまりない」と感じている。
「お酒が絡まない遊びをしたい」「たまには遠出して遊びたい」
社会人になって友だちと遊ぶときにすることを聞くと、「食事」(65.5%)、「飲み」(47.3%)、「カフェなどでお茶」(44.4%)の順となり、食事やお酒・お茶など飲食をすることが多いことがわかった。しかし計61.6%が「お酒が絡まない遊びをしたい」、計60.9%が「たまには遠出して遊びたい」と思っており、お酒の席ではなく遠出してアソビたい!と望む社会人が実は多いことがわかった。
大人同士の知り合いが仲良くなるための遊びは「アウトドア」「遠出」「ドライブ」「ゲーム」
知り合いや友だちと、さらに仲良くなるためにはどんなことが効果的だと思うか聞いた。すると、「アウトドア」で当てはまると答えた人が計70.3%(当てはまる22.9%+どちらかというと当てはまる47.4%)、「遠出」計69.4%、「ドライブ」計66.5%、「ゲーム」計63.4%となった。「アウトドア」「遠出」「ドライブ」「ゲーム」は、大人同士の絶好のアソビと認識されているようだ。
大人のコミュニケーションにおけるボードゲームの有用性とは
調査結果から、若い年代の多くが、大人になってからの友だち付き合いに課題を抱えていることがわかった。ボードゲームソムリエとして活躍する松永直樹氏によると、デジタルゲーム世代の20代・30代にもボードゲームを楽しむ人は割と多く、ボードゲームカフェは若い世代でにぎわっているという。若い世代にとってボードゲームは、カラオケやボウリングと同じような感覚で、友だちと一緒に楽しむツールになっているとも。誰かがボードゲームを持っていれば、みんなで何度も楽しめるし、デジタルと違いデバイスも不要で誰でもフラットに参加できる。そんなところもボードゲームの魅力の1つだという。
20代・30代の同世代同士であれば、ボードゲームが仲を深めるきっかけの1つになるかもしれないと松永氏は言う。この世代は「人狼」というゲームがはやったり、ボードゲームカフェがあったり、SNSなどでボードゲームが紹介されたりして、ボードゲームを身近に感じる人も多く、話のきっかけにしやすいかもしれない、とのこと。松永氏は企業研修でもボードゲームを取り入れているが、その後のリアルでの仕事の取り組み方が変わり、チームワークが断然良くなることがあるという。
大人同士の距離を縮める「OuTDooR Hunting Card」 の遊び方は?
調査結果からも明らかなように、大人同士の友だち関係は構築しづらいものの、アウトドアでの遊びやドライブを一緒に楽しむことは大人同士の距離をぐっと近づける体験として認識されている。今回制作されたOuTDooR Hunting Cardは、アウトドアで楽しむカードゲームで、公園やキャンプ場、海、山などの豊かな自然を感じられる屋外で遊ぶことを想定している。
VEZELのカタログから車の特長や世界観を表す形容詞を抜き出した「VEZELワード」(30枚)と自然や人を表す名詞の「アウトドアワード」(15枚)の2種類のカードをそれぞれ1枚ずつ引き、その組み合わせがゲームのお題となる。参加者は近くの自然を探索、制限時間は5分程度でお題にふさわしいアイテムを探しスマホで撮影、場合によっては現物を持参し再度集合する。全員がそろったら、見つけたものとそれがお題にぴったりだと思う理由を1人ずつ発表。全員の発表後、お題にいちばんマッチしていると思う人を「せーの」で指さし投票し、最多得点の人が1ポイントを獲得する。お題を変えて繰り返し、いちばん早く3ポイントを獲得した人が優勝となる。制限時間や優勝条件などは適宜変更OKで、参加者同士で自由に設定できる。
本ゲームは、7月23日~8月9日まで、Hondaウエルカムプラザ青山にてアンケートに回答した先着100人に配布予定。(1名につき1セット) 所定の枚数配布後、終了予定となる。一般販売は予定されていない。