フジテレビの宮司愛海アナウンサーが13日、オーディオストリーミングサービス・Spotifyで、ポッドキャスト番組『宮司愛海のすみません、今まで黙ってたんですけど…』を配信。「泣きすぎて奥歯が痛くなった」という失恋エピソードを明かした。

奥歯の痛みで「本当にダメかもしれない」

宮司愛海アナウンサー

この日の配信では、「遠距離恋愛で別れてしまった」という19歳女性のお便りを紹介。高校卒業と同時に交際がスタートしたという相談者は、すぐに遠距離となり、相手から別れを切り出されたそう。「最後は思い出を笑い合ったり、感謝を伝え合ったり、お互いの未来を応援し合って、素敵な大人になろうと話した。別れるときに幸せを感じるとは想像していなかった」というが、「苦しくて涙が出てしまう。失恋から立ち直るアドバイスがほしい」と相談を寄せた。

宮司アナは、「自分が好きなままお別れしなきゃいけないって、本当に苦しいし、悲しいし、切ないし。だって、好きな気持ちは変わらないしね」と寄り添いながら、「すごいなって思うのは、最後にすがったりせず、2人とも前向きによかったねって。お互いを応援してる関係性のままでお別れできてることが、大人だなって」と感嘆。続けて、「私なんて、“ヤダヤダ! 別れたくない!”って何度やったことか(笑)。“なんでそういうこと言うの……?”“もう無理!”みたいな。ありますからね」と過去の失恋エピソードをぶっちゃけた。

あるときは、「泣きすぎて奥歯痛くなって……。悲しくて泣きすぎて」という宮司アナ。深夜だったため、オンラインの診療サービスで診てもらったと言い、「本当にダメかもしれないと思って、誰かに相談しなきゃいけない! って。夜中に泣きすぎて奥歯が痛くて、どうしたらいいのか? みたいな。何かの病気でしょうか? って相談したことありますので」と告白。医師の診断は忘れてしまったというが、「私はうわ~ん! ってなっちゃう(笑)。別になんともなかったの。でも、なんか気持ちを発散したかったの。なんかつらくて……」と当時を振り返った。

過去の失恋エピソードを打ち明けた宮司アナだったが、相談者に向けて、「私なんかと比べると大人。こういうお別れができるのは、カッコいいなと思います」と尊敬の気持ちを込めてエール。「別れのつらさとか、好きな気持ちが報われないつらさって、だんだん鈍くなっていくはずだから。難しいかもしれないけど、その感情のみずみずしさみたいなものを、精一杯存分に味わってみるのもいいじゃないかな」と励まし、「その気持ちを忘れるときが来るかもしれないけど、大事に胸に持ってるといいんじゃないでしょうか」とアドバイスしていた。

【編集部MEMO】
2023年11月にスタートした『宮司愛海のすみません、今まで黙ってたんですけど…』は、フジテレビアナウンサー・宮司愛海がパーソナリティを務めるSpotifyオリジナルポッドキャスト番組(毎週土曜9時配信)。宮司アナは番組開始前、「入社9年目、会社員として働く毎日で感じたこと、思ったことを話します。アナウンサーとしての私、32歳の等身大の私。背伸びせずありのままの気持ちを言葉で表現したいと思っています。基本的には“ひとりごと”のつもりですが、時々素敵なゲストの方をお迎えしていくつもりです」とコメントを寄せ、「リスナーの皆さまからのメッセージや叱咤(しった)激励も織り交ぜながら、素敵な番組を作っていきたいと思っています!」と意気込んでいた。