デーブ大久保、巨人・秋広優人に抱く印象「小手先に走ってる感じがしました」

元プロ野球選手の“デーブ大久保”こと大久保博元氏が6月25日、YouTubeチャンネル『デーブ大久保チャンネル』で公開された動画「第六話 【長身打者】秋広覚醒に必要な『駒田三軍監督の考え方』」に出演。巨人・秋広優人に抱く印象を明かした。

結果が出せていない要因を指摘

今回の動画では、巨人のコーチを務めていた阿波野秀幸氏がゲストとして登場。「秋広はどうですか?」とデーブ氏が尋ねたことで、秋広の話題に。

2020年ドラフト5位で入団した秋広。高卒3年目となる2023年シーズンは121試合に出場、打率.273、10本塁打、41打点という成績を残したが、今季は動画公開日の6月25日終了時点で17試合で打率.229、0本塁打、0打点という数字にとどまっていた。

そんな秋広について、阿波野氏は「ああいう長身打者、リーチの長いバッターの鉄則だけど、内角厳しく外低く。これでたぶん結果出せてないんじゃない? その攻めに」と分析。

この意見にデーブ氏も「たしかに」「去年の途中から攻められだして、打てなくなりましたもんね」とうなずきながら、「中山礼都が同級生みたいで、『秋広は追い込まれてからが天才なんですよ』っていう言い方を僕にしてたんです。秋広もそれを聞いてて、それが自分の持ち味と思ってるんじゃないかな? って心配があるんです。『ファームじゃないんだから、はやめに勝負かけないと無理だぞ』って言っても、『初球からいけ!』って言っても打たない」と吐露した。

また、デーブ氏は「あと、ヒットがいいと思っちゃってる。若いんだし、ホームラン打てるやつがヒット狙ったら相手は楽でしょ? って。小手先に走ってる感じがしました」とも指摘していた。