女優の桜田ひよりが主演を務めるカンテレ・フジテレビ系ドラマ『あの子の子ども』(毎週火曜23:00~)第3話が、きょう9日に放送される。

  • 左から細田佳央太、桜田ひより=カンテレ提供

■桜田ひより×細田佳央太『あの子の子ども』

第47回講談社漫画賞・少女部門(23年度)を受賞した蒼井まもる氏の同名少女漫画を原作とし、“高校生の妊娠”をテーマに、妊娠が発覚したことで日常がガラリと変わってしまった高校2年生カップルの姿を描いた今作。桜田が主人公の川上福を、細田佳央太が福の幼なじみで恋人の宝を演じる。第1話の無料見逃し配信(カンテレドーガ、TVer)は第2話放送前までに156万回を超え、火ドラ枠としては『ウソ婚』(23年7月期ドラマ)に次ぐ、歴代2位の好調なスタートを切った。

■『あの子の子ども』第3話あらすじ

先週放送の第2話では、幼なじみで恋人の福と宝が、避妊に失敗してから約2週間後、福に生理がきたことで、2人はもう不安の種はなくなったと胸をなでおろしていた。今夜放送の3話では、福の異変に気づき心配していた矢沢(茅島みずき)が、晴れやかな表情で登校してきた福に思わず笑みをこぼす。福はそんな親友にだけ、この2週間で起きたことを打ち明ける。そんななか、授業でライフプランを立てる課題を出された福は、大学で駅伝選手になり教師になるという夢を抱く宝と違い、自分には卒業後のビジョンが何もないことに気づく。それでもただ漠然と、宝と一緒にいる未来を思い描く福は、この先のことを一つひとつ一緒に決めてきたいと考えていた。そんな福の気持ちを聞いた宝は……。

それからしばらくして、学校で吐き気を覚えた福は保健室を訪れる。生理は終わったばかりで生理痛とは考えにくく、体温も高い。しかし、前回の生理が3日ほどで終わったことを話すと、保健室の足立先生(菊池亜希子)は一度婦人科を受診するよう勧める。そこで初めて生理以外でも出血するケースがあることを知った福は、すぐさまスマホで検索。するとある記述が目に留まり、福は思わず息を飲む。

【編集部MEMO】
桜田ひよりと細田佳央太のほか、『あの子の子ども』では、茅島みずきが福のクラスメイトで親友の矢沢望を、JO1の河野純喜が矢沢に思いを寄せる飯田智宏を、前田旺志郎が宝の陸上部仲間の笹部隼人を、野村康太が福の兄で大学3年生の川上幸を、橋本淳が福の高校の担任教師・沖田侑斗を、野間口徹が福の父親・川上慶を、美村里江が宝の母で介護士の月島直実を、石田ひかりが福の母親・川上晴美を演じている。