元モーニング娘。でタレントの藤本美貴が2日、公式YouTubeチャンネル『ハロー!ミキティ/藤本美貴』を更新。「ぼっちかも……」と悩む娘を持つ母親へ、アドバイスを送った。

友達は「作ろうと思えばどこでも作れる」

藤本美貴

この日の動画では、高校1年生の娘がいる母親のお悩みを紹介。相談者によると、高校に入学したばかりの娘が、「私これからずっとぼっちかも。自分と合う子が全然いない。すでにグループができていて、その中に入っていけない」とこぼしているそうで、「“一人が好きだから別にいいんだけどさ”と言っているが、親心としては切ない。ミキティのように明るくて力強いアドバイスをしてあげたいが、どのような言葉をかければいいのか?」と悩みを打ち明けた。

藤本は、「“ぼっちかも”って言うぐらいだから、意外にそこまで重くは受け止めてないのかも」と想像しながら、「でも、“馴染めないんだったら、馴染めないでいいんじゃない? ぼっちも別に悪くないんじゃない?”っていうことは言ってあげるかな」と助言。相談者に対し、「ぼっちは寂しいことじゃない」と伝えつつ、「別に友達は今いなくてもいいし、別にできるかもしれないし。友達って学校だけじゃないから、“何か習い事とかしてみたら?”とか、いろいろ提案はしてみるかな」と選択肢を提示してあげることを勧めた。

また、自身の子供たちへは、「友達がいっぱい欲しい人もいれば、一人でもすごい仲いい人がいればいいって人もいる」と伝えているそうで、「“ママだってすごい友達が多いわけじゃないし、とーたんも友達多いわけじゃないし。それでも、すごい楽しいし”みたいな」と吐露。「ママも小学生のときに友達だった子、今は誰も友達じゃないから。小学校の友達が一生の友達じゃないから」と話していることも明かし、「生活が変わったら、友達はいつでもどこでも作ろうと思えば作れる。今いないから、一生できないっていうことはまったくない」と強調した。

一方で、「(友人が)欲しいんだったら、欲しいなりに行動しなきゃダメ」だと説明した藤本。相談者の娘に対し、「ちょっと寂しいみたいな。入りたい気持ちと、もう空気が出来上がってるから入れない」と共感しながら、「でも、それは娘も頑張らなきゃいけないじゃん。だから、“今度話しかけてみたらいいじゃん?”みたいな。“次の移動教室どこだっけ? とか、他愛もない話をしてみたらいいじゃん”って」と母親に向けてアドバイス。「それで反応を見て、冷たいなと思ったら、“なんだコイツ!”と思って話しかけなきゃいいだけだし(笑)」とキッパリ語りながら、「いろんな人がいるから大丈夫だよ」と背中を押していた。

視聴者からは、「ミキティのアドバイス的確だなあ」「人としてもママとしても素敵過ぎて泣ける」「こんなお母さん目指したい!!」「非常に同感しました」「ミキティ最高!」など、称賛する声が上がっている。

【編集部MEMO】
藤本美貴が「新しい自分を発掘」すべく、色々なヒト・モノ・コトと出会い、好きなことを見つけ、やりたいことをやっていく様子を届ける目的で、2019年10月に開設したYouTube公式チャンネル『ハロー!ミキティ/藤本美貴』。4年前のブログでは、「17歳から芸能生活をしてきてありがたい事に守られた環境だったからこそ本当に知らないことや、やった事が沢山あったり…これから色んなYouTubeを通して経験して34歳から新しい藤本美貴を発掘できればいいなと思っています」と意気込みをつづっていた。最近は、視聴者の悩みに答える「ミキティ人生相談」のほか、夫・庄司智春(品川庄司)とのプライベート映像も人気を集めている。