女優の菅野美穂が、30日に都内で行われた映画『ディア・ファミリー』(公開中)の大ヒット御礼イベントに大泉洋とともに登場した。

  • 菅野美穂

同作は実話をもとにした実写映画。小さな町工場を経営する宣政(大泉洋)は、生まれつき心臓病疾患を持つ幼い娘・佳美が「余命10年」という宣告を受け、人工心臓を作ろうと立ち上がる。その後、世界で17万人もの命を救うことになるIABP(大動脈内バルーンパンピング)バルーンカテーテルを誕生させた秘話を月川翔監督が映画化する。

主題歌「Dear」を歌うMrs. GREEN APPLEがムービーメッセージで登場

イベントでは、今作の主題歌「Dear」を歌うMrs. GREEN APPLEからムービーメッセージが。Mrs. GREEN APPLEがスクリーンに写し出されると、大泉は「おっ!!」と反応。メッセージを見終えると「嬉しいですね~! 私は『SONGS』という番組でも言ったんですが、最後の最後に『Dear』という曲が我々の気持ちを背中を後押ししてくれる。でもこれは後押しというレベルじゃない。背中を蹴ってくる! それぐらいすごい!」と壇上で蹴りのジェスチャーをしながら熱弁した。

また、大泉は「菅野さんは試写で携帯持って立ち上がって、(携帯を)振ってたんですよ!」と暴露。会場から驚きの声が上がるなか、菅野は「完成したものを初めて観る会で、大泉さんと福本莉子ちゃんと一緒の回で観させていただいたんですけど、(本編が)終わりだと思ったところからの『Dear』! 初めて聴くので全部の歌詞は聞きとれなかったんですけど、とことん映画に寄り添ってくれているのがわかって、ただ聴いていられない! と思って、立ち上がってスマホのライトをオンにして(振ったんです)……」と明かした。続けて「私も自分が出演した映画で初めてで(笑)。それくらい思いがあふれる歌でした」としみじみと語った。

そんな菅野の姿を目撃したという大泉は「菅野さんしか振らないですから、途中で座られて(笑) でも果敢に最後のほうでもう1回立ち上がって振り出して! 終わったあとには『最高でしたね!!』と(話しかけられた)」と振り返っていた。

Mrs. GREEN APPLE コメント

こんにちは。Mrs. GREEN APPLEです。

映画『ディア・ファミリー』大ヒットおめでとうございます。大泉さん、菅野さんをはじめ、出演されている方々のお芝居が素晴らしくてですね、楽曲を制作するうえですごくエネルギーをいただきました。素晴らしい映画と出会えて関わることができて、本当に嬉しいです。光栄でした。

僕たちのなかでも「Dear」という楽曲は、もうライブでも披露していまして、すごく特別な骨太なエネルギーを持っているなという風に披露しながら思っていますね。大地を感じるというか、パワーを僕ら自身も演奏しながら、歌いながら感じて、自ら演奏しているのに自分も鼓舞されるような不思議な感覚があります。

映画館で僕らも観たいですね。観に行きましょう。

以上、Mrs. GREEN APPLEでした。