俳優の大泉洋が、30日に都内で行われた映画『ディア・ファミリー』(公開中)の大ヒット御礼舞台挨拶に菅野美穂とともに登場した。

  • 大泉洋

同作は実話をもとにした実写映画。小さな町工場を経営する宣政(大泉洋)は、生まれつき心臓病疾患を持つ幼い娘・佳美が「余命10年」という宣告を受け、人工心臓を作ろうと立ち上がる。その後、世界で17万人もの命を救うことになるIABP(大動脈内バルーンパンピング)バルーンカテーテルを誕生させた秘話を月川翔監督が映画化する。

■大泉洋、映画『ディア・ファミリー』大ヒット御礼舞台挨拶に登場

雨が降る中で行われた今回の舞台挨拶。雨男で知られる大泉が「皆さん今日は久しぶりに足元の悪いなか……(笑)」と切り出すと会場は大盛り上がり。続けて「なんとか初日まではいい感じに来ていたんですが、今日が我々の宣伝活動の最後。その最後の日にやはり雨が降りました。ありがとうございます」と話すと、大きな拍手が起こる。これに大泉は「全く何の拍手かわからないですけど……」とボヤキながらも、「私がいるから、どうですか皆さん! 雨が降ってもちょっと嬉しいでしょ? 雨というのは気が重くなるものですが、『やるなぁ、洋ちゃん!』と思えるでしょ」と集まったファンに語り掛けていた。

大泉の雨男っぷりを見てきた菅野は「今日大ヒット御礼舞台挨拶なんですけれども、大泉洋さんの新しい芸名のお披露目会としてもお楽しみいただけるかなと思います!」と宣言。以前から菅野は雨男の大泉の新たな芸名を考案しており、「新しいというか、言ったことあるやつなんですが、2つほど考えさせていただきました。大泉余雨(おおいずみよう)と大泉与雨(おおいずみよう)。余雨はご本名の画数よりもいい画数になっております。その気になったときには変えていただいて……」と笑いを誘った。

  • ワイドショーでつけられるであろう新芸名のテロップを振り払う大泉洋

  • 集まったファンに投げキスをする大泉洋