俳優の高野洸が、女優の高橋ひかるが主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『顔に泥を塗る』(7月13日 毎週土曜23:30~)に出演する。

高野洸、高橋ひかる=テレビ朝日提供

■高橋ひかる主演『顔に泥を塗る』

SNSで大きな反響を呼んだヨシカズ原作の人気コミック『顔に泥を塗る』(ゼノンコミックス/コアミックス)を実写化する今作は、運命的に出会ったメイク男子・高倉イヴ(木村慧人/FANTASTICS)に施してもらったメイクをきっかけに前に踏み出しはじめた主人公・柚原美紅(高橋)が、モラハラ男へと変ぼうした彼氏・結城悠久=通称・ハル(西垣匠)に立ち向かい、メイクの力で人生を変えていく人生逆転ラブストーリー。

高野は、人と壁を作らず、軽いノリで距離を縮め、一見遊んでいるように見える印象とは裏腹に、実はストレートで司法試験に合格したエリート弁護士の鬼武柊真を演じる。あることをきっかけに、美紅やハルに近づいていくのだが、その狙いとは。

かつてDream5で活動してた高野は、『NHK紅白歌合戦』や『日本レコード大賞』に出演した経験を持ち、以降も歌、ダンスという圧倒的なパフォーマンス力を生かして、舞台を中心に活躍。近年ではミュージカル『刀剣乱舞』シリーズ、舞台『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』シリーズなど数々の作品で反響を呼び、昨年は舞台『キングダム』での主演が話題に。そこで培った圧倒的な演技力は、映像でも発揮され『くるり~誰が私と恋をした?~』や『君とゆきて咲く~新選組青春録~』、『過保護な若旦那様の甘やかし婚』など今春だけでも複数作品に出演する活躍ぶりを見せている。

謎に包まれた鬼武だが、高野の印象は「すごくいい人」だそう。しかし、この役に挑むにあたり、「僕はコミュニケーション能力がやや低い方だと思うんですけれど、その点、彼はとても高くて、場を明るくする存在」と自身とのギャップを感じているそうで、「鬼武の良さを自分がちゃんと表現して演じられるように、鬼武になりきってコミュニケーション能力を上げて、しゃべる回数を増やして、役を作っていけたらなと思っています!」と意気込む。謎多くとも人を引き付ける魅力のある鬼武役を高野がどう演じるのか。そして、美紅やハルとどう関わっていくのか。

■高野洸(鬼武柊真・役)コメント

――本作に出演が決まった時のお気持ちを教えてください。

今回お話をいただいて、とても光栄でした。タイトルがすごく印象的で、どんな作品なんだろうと気になりましたし、原作も拝見させてもらって、とても素敵な作品だと感じました。根底は誰も悪くないけれど、考え方次第で変わっていくんだなということを考えさせられました。

――高野さんが演じる“鬼武”について、どんな人物だと思いますか?

僕が演じさせていただく鬼武は、すごくいい人で。僕はコミュニケーション能力がやや低い方だと思うんですけれど、その点、彼はとても高くて、場を明るくする存在だなって思いましたね。でも、それを計算してるというか、そうした方が生きやすく、物事がいろいろうまく進むということを理解してやっている頭のいい人でもあると思うので、鬼武のそういう部分も表現できるといいなと思っています。

――主演の高橋ひかるさんの印象を教えてください。

高橋さんは、「もともと友達だったかな?」と感じるくらいとても接しやすい方だなと思いました。ちょっとハスキーっぽい声も魅力的ですね。まだティザー撮影でご一緒しただけですが、その短い時間だけでも明るく、現場のスタッフさんたちと楽しくやっている感じが伝わってきたので、とても居心地のいい現場だなと感じることができました。物語はシリアスなシーンも多いと思いますが、楽しくて明るい現場になるんじゃないかなと思い、今から楽しみです。

――本作の見どころを含め、視聴者の皆様へメッセージをお願いします。

鬼武の良さは原作にもたくさん出てきているのですが、それを自分がちゃんと表現して演じられるように、鬼武になりきってコミュニケーション能力を上げて、しゃべる回数を増やして、役を作っていけたらなと思っています!

■高橋ひかる(柚原美紅・役)コメント

高野さんはアーティスト活動も拝見していたので、今回共演できることをうれしく思います。本作の中では一番お兄さんだと思うのですが、お会いさせていただいて大人の落ち着きを感じました。役どころとしては、かき乱す(!?)役でもあるので、きっとそのギャップを見せてくださると思いますし、私自身も楽しみたいと思います。ぜひ視聴者の方、ファンの方もそこを楽しみにしていただきたいですね!