元プロ野球選手で野球解説者の山崎武司氏が10日、YouTubeチャンネル『【東海テレビ公式】ドラHOTpress』で公開された動画「山本昌&山崎武司 プロ野球 やまやま話『福岡ドームの思い出』」に登場。新垣渚氏について語った。
「宇宙一すごいスライダー」と絶賛
動画序盤、「天敵中の天敵だったんです」と述べながら、新垣渚氏の名前を挙げた山崎氏。沖縄県立沖縄水産高等学校、九州共立大学を経て、2002年度ドラフト会議にて自由獲得枠で福岡ダイエーホークスに入団した新垣氏は、プロ2年目には先発ローテに定着し、最多奪三振のタイトルを獲得するなど、斉藤和巳氏、和田毅氏、杉内俊哉氏らとともに強力投手陣の一角として活躍したが、山本昌氏が「スライダーが50センチ曲がるっていうね」と話すと、山崎氏は「宇宙一すごいスライダーって僕は言ってましたから」「自分のとこから、とてつもないところに行くんですよ」と、その曲がり幅を証言した。
また、「バッターボックスで、ワンバンするようなボールを振ってたもんね」と回想する山本氏に対し、山崎氏は「とてつもないワンバンを振った時に『カッコ悪い』と思うんですけど、真面目に打ってるんですよね」と語りながら、「それで程よく抜けるんです、あいつ。インコースにガーンと来られるから、やっぱり効いちゃってるんですよね、インコース」と、荒れ球だったことも、攻略の難しさにつながっていたと説明した。
そして、山崎氏は「予告先発あるけど、『今回は3本柱来るのか……もうこの3連戦ダメだ』ってよく思ったことがありましたよ」と述べて、この話題を締めくくっていた。
【編集部MEMO】
YouTubeチャンネル『【東海テレビ公式】ドラHOTpress』で公開中の「山本昌&山崎武司 プロ野球 やまやま話」。プロ野球生活32年50歳まで現役を続けた山本昌氏と、プロ野球生活27年でセパ両リーグの本塁打王に輝いた山崎武司氏が、プロ野球にまつわる(秘)エピソードを披露している。「やまやま話」は動画情報配信サービス「ロキポ」でも配信中。