映画『からかい上手の高木さん』(公開中)の大ヒット御礼舞台挨拶が19日に都内で行われ、永野芽郁、高橋文哉が登場した。

  • (左から)永野芽郁、高橋文哉

同作は月刊漫画雑誌『ゲッサン』(小学館)で連載された山本崇一朗氏によるコミックの実写化作。原作の中学時代から10年後を舞台に、教育実習生として母校へ帰ってきた高木さん(永野芽郁)と、母校で体育教師となった西片(高橋文哉)の新たなからかいの物語を描いている。

■永野芽郁&高橋文哉、『からかい上手の高木さん』大ヒット御礼舞台挨拶に登場

イベントでは、これまで主演として作品を引っ張ってきた永野に高橋から花束を贈呈。永野がMCの方向を向いている隙にスタッフから花束を受け取った高橋は「すごくないすか? いまポッケから作ったんです!」と冗談交じりに話し、笑いを誘う。用意された花束は劇中に登場するブーケを再現したものになっており、それに気づいた永野は「これ再現ですか!? すご~! 早くちょうだい!!」と興奮した様子だった。

改めて高橋は「この機会をいただいたときに何を話そうかなと考えたんですけど、公開してからほぼ毎週のようにお会いさせていただいて、撮影のときにたくさん引っ張っていただいた記憶がよみがえりました」と切り出す。「僕が本当に感謝しているのは、撮影のときに(永野さんから)距離を詰めようとがんばってくださっていたと感じていて、永野さんの一歩から全てのきっかけをいただいて、今振り返ると甘えすぎていたなと思うんですが、甘えさせてくれる器の大きさと信じたいと思える背中を持っていらっしゃる永野さんの主演作で、“西片”と“高木さん”という関係性で一緒にお芝居ができて本当に良かったと思いました」と感謝を伝えた。さらに「また、一緒にできるようにがんばりたいと心から思わせていただいたので、また会える日を楽しみにしています」と再共演に期待を寄せながら、花束を手渡した。

一方、高橋からのメッセージを受け取った永野も「嬉しいです。文哉くんにこんなに真っすぐ言ってもらったの初めて。色んなところで文哉くんのことをお見かけするくらい本当にお忙しい方で、その中で自分の中にある葛藤を徐々に私に見せてくれるようになった。年齢は1つしか変わらないんですけど、その姿を守りたいと思うお姉さん心もあったし、彼が楽しんでお芝居をしてくれたらいいなと思う人でいてくれた。私は私で文哉くんに引っ張ってもらうことも多かったので感謝しています。また一緒にできますように」と返事をしつつ、最後には「元気でねっ!」と茶目っ気たっぷりに話していた。