元日本テレビアナウンサーの上重聡が5日、YouTubeチャンネル『ダグアウト!!!』で公開された動画「松坂大輔はやっぱり凄い! 松坂世代で良かったこととは?」に登場。松坂大輔氏と片岡篤史氏の名シーンを見て思ったことを茶目っ気たっぷりに語った。

  • 上重聡 =BSJapanext提供

大会後に立浪和義氏と片岡篤史氏が母校を訪問

「華があった選手」のトークテーマで、「やっぱり松坂大輔です」と松坂氏の名前を挙げた上重。その後、1999年4月7日のプロデビュー戦にて、松坂氏が当時、パ・リーグを代表する強打者だった片岡篤史氏から155キロのストレートで三振を奪ったシーンの裏側について語る流れとなる。

その前年、夏の第80回全国高等学校野球選手権大会にて、松坂氏率いる横浜高等学校と延長17回、3時間37分に及ぶ熱戦を繰り広げたPL学園。上重によると、「片岡さん、PLの先輩じゃないですか。夏の負けた後に、立浪さんと片岡さんがPLのグラウンドに来てくださって」と、大会後に立浪和義氏とともに片岡氏は母校を訪問したのだが、「その時に我々に言葉を頂いたんですけども」「立浪さんは『よく頑張った。延長まで行って、またPLの名前を上げてくれた』と。でも、片岡さんは『お前らいい試合はしたけど、同級生に負けたらアカンぞ。松坂がナンボのもんじゃい』っていう言葉をもらって」と、片岡氏からは喝を入れられたという。

続けて、上重氏は「『でも、松坂すごかったんだけどな…』って思いながら、そして、あの名シーンですよ」とチクリ。ますだおかだ・岡田圭右がすかさず「やめろ! 最低やな!」とツッコミを入れると、上重氏は「『ほら、片岡さん見たか!』みたいな。『これが俺たちの松坂だ!』みたいな」「(空振りしたのは)こんな(高さの)ボールですよ!」と茶目っ気たっぷりに語り、笑いを誘っていた。

【編集部MEMO】
『ダグアウト!!!』(BSJapanext 毎週火曜22:00〜)は、プロ野球選手・OBたちが「ダグアウト」(試合中に監督や選手が待機するベンチ)で話すような球界のアレコレを語る野球トークバラエティ番組。自分が一緒にプレーしたい選手を選ぶ「俺のベスト9」、子どもたちからの野球に関するさまざまな質問にゲストが直球で答えていくコーナー「教えて! 野Q塾」など、野球好きにはたまらない企画が見どころ。番組MCを上田まりえ、スピードワゴン・小沢一敬、ビビる大木らが務め、初回ゲストには上田がアシスタントとして出演するYouTubeチャンネル『上原浩治の雑談魂 』も注目を集めている球界のレジェンド、上原浩治氏が登場した。