フジテレビの宮司愛海アナウンサーが15日、オーディオストリーミングサービス・Spotifyで、ポッドキャスト番組『宮司愛海のすみません、今まで黙ってたんですけど…』を配信。お笑い芸人の東野幸治に感動した出来事を明かした。

東野幸治の「嫌われてる?」に大慌て

東野幸治

先月18日に生放送された『THE SECOND~漫才トーナメント~2024』(フジテレビ系)で、東野と共にMCを務めた宮司アナ。同番組では、放送後に本番を振り返っていたが、あるリスナーから、「一緒に司会をした東野さんの話がなかった。東野さんのラジオ番組にそのことをメールしたところ、“なぜ自分のことを話されなかったのか? 嫌われているのではないか?”と気にされていた」と明かされ、「ヤバい! ごめんなさい! お耳に入ってしまったんですね」と大焦り。「嫌われてるとか、まったくそういうことじゃないです。本当に。それは否定させていただきたい」と慌てて釈明した。

続けて、「東野さんの話で言いますと、感動したことがありまして」と語り始めた宮司アナは、CM中の出来事を回顧。「何の展開も放送上はないから、本来は何も話さなくていいんですよ」と前置きしながら、「東野さんがお客さんに話しかけて、“どうですか~? 疲れてはりませんか? ちょっと立ち上がって運動とかしてもいいですよ”って。みなさん、立ち上がって伸びとかして。ちょっとザワーッとして雰囲気が和らぐんです」というエピソードを披露。4時間を超える長丁場のため、MCの東野は、常に観客を気遣っていたそうで、「裏側でもこういう風に、目の前の人を楽しませる意識をずっと持っているんだ! って、すごく感動したんですよ」と語った。

また、生放送中は、東野とフロアディレクターが中心になり、観客を盛り上げていたそうで、「その場にいた人たちは、すごくいい思い出になるだろうなって。やっぱり、空気を作れるってすごいことですよね。本当に感動しました」と称賛。漫才の披露中はカメラに映らないにもかかわらず、「芸人さんから見える位置ですから、まったく不動で笑いもしなかったらプレッシャーになる。だから、すごい楽しそうに笑って」と明かし、CM中は観客を笑わせていたという東野に対し、「オンエア乗らないところでも、お客さんを笑わせるっていうプロとしての在り方をすごく学びました」と大感激。最後は、「東野さん、大好きです~! ダディ!」と呼びかけて、話題を締めくくっていた。

【編集部MEMO】
2023年11月にスタートした『宮司愛海のすみません、今まで黙ってたんですけど…』は、フジテレビアナウンサー・宮司愛海がパーソナリティを務めるSpotifyオリジナルポッドキャスト番組(毎週土曜9時配信)。宮司アナは番組開始前、「入社9年目、会社員として働く毎日で感じたこと、思ったことを話します。アナウンサーとしての私、32歳の等身大の私。背伸びせずありのままの気持ちを言葉で表現したいと思っています。基本的には“ひとりごと”のつもりですが、時々素敵なゲストの方をお迎えしていくつもりです」とコメントを寄せ、「リスナーの皆さまからのメッセージや叱咤(しった)激励も織り交ぜながら、素敵な番組を作っていきたいと思っています!」と意気込んでいた。