SixTONESの京本大我が主演を務めるカンテレ・フジテレビ系ドラマ『お迎え渋谷くん』(毎週火曜23:00~)最終回が、きょう18日に放送される。このほどクランクアップの様子が公開され、京本と、田辺桃子がコメントを寄せた。

  • 左から宮近海斗、京本大我、田辺桃子、内藤秀一郎=カンテレ提供

■京本大我×田辺桃子『お迎え渋谷くん』

蜜野まこと氏による同名漫画を映像化する同作は、恋をしたことがない若手売れっ子俳優の渋谷大海(京本大我)が、年の離れた妹のお迎えがきっかけで保育士・青田愛花(田辺桃子)に出会い、不器用ながらも恋を育んでいく“うぶキュン”ラブコメディ。

最終回を前に、今作はクランクアップを迎えた。主演の京本が撮影に臨んだ最後のシーンは、田辺演じる愛花をめぐりライバル関係にあった、宮近海斗扮する大崎と対峙するシーン。監督からOKが出ると、全12話を完走した京本は「いぇ~い!」と叫んで思わずガッツポーズ。するとそこへ、すでにクランクアップしていた田辺と内藤秀一郎がサプライズで駆けつけ、京本は口元を手で押さえながら「エッ!? 泣いちゃう!」とびっくり。京本、田辺、内藤、宮近の4人は、ハグで健闘をたたえ合った。約2カ月にわたり、座長として本作を引っ張ってきた京本は、「最初は、“渋谷大海”という役が本当に難しくて……でも、皆さんのおかげで“渋谷くん”というキャラクターを作っていくことができたと思いますし、試行錯誤しましたが、その日々もすごく充実感がありました」とこれまでの撮影を振り返り、感慨深げ。さらに、「今までにないくらい振り幅のある役どころだったので今後の糧になっていくと思いますし、かなり楽しかったです!」と笑顔を見せ、今後のさらなる飛躍に期待が高まるコメントで締めくくった。

一方、京本よりひと足早くクランクアップした田辺は、「個人的に、今回、自分の中でいろいろな挑戦をしていて……」と、撮影を通して俳優としてさまざまなチャレンジをしたことを明かし、「いいときもあれば悪いときもたくさんあった」と苦笑いしながらも、最後は「このチームでやれてうれしかったですし、毎回現場に来るのも楽しくて、またみんなで集まれたらいいなと思っています」と、ニッコリ。渋谷くんが“キュン”した、とびっきりの笑顔を見せた。

■京本大我 コメント

最初は、“渋谷大海”という役が本当に難しくて……でも、皆さんのおかげで“渋谷くん”というキャラクターを作っていくことができたと思いますし、試行錯誤しましたが、その日々もすごく充実感がありました。これまで挑戦してきたお芝居のなかで、今までにないくらい振り幅のある役どころだったので今後の糧になっていくと思いますし、キャストのみんなも愛を持って演じてくれて、スタッフの皆さん含めておもしろいやり取りが生まれたり(笑)、かなり楽しかったです! 1話につき3、4回見ているくらいこの作品が大好きなので、ここからは一ファンとして最終話まで見ていきたいなと思っています! 約2カ月、本当にありがとうございました!

■田辺桃子 コメント

個人的に、今回、自分の中でいろいろな挑戦をしていて、いい時もあれば悪い時もたくさんあってご迷惑をおかけしたと思うんですけど、本当にこのチームでやれてうれしかったですし、毎回現場に来るのも楽しくて、またみんなで集まれたらいいなと思っています。残りの撮影も頑張ってください! ありがとうございました!

【編集部MEMO】最終回あらすじ
「どうか、幸せになってください」――。大崎(宮近海斗)から愛花(田辺桃子)が保育士を辞めようとしていることを聞いた渋谷くん(京本大我)は、自身の胸に去来するある思いから、愛花への思いを断ち切って別れを選ぶ。それから一週間、仕事に復帰し、再びドラマの撮影に臨む渋谷くんだったが、調子はなかなか戻らず、以前とはまるで別人のような芝居に、響子(長谷川京子)と神田(内藤秀一郎)はあ然とする。一方、渋谷くんにフラれた愛花も、何事もなかったように元気に振る舞っていたが、やはり渋谷くんのことが忘れられない。すると、見かねた大崎からデートに誘われ、愛花は久しぶりに楽しいひとときを過ごす。しかしその帰り道、大崎から渋谷くんの家を訪ねたことを打ち明けられる。翌朝、愛花は意を決して渋谷くんに電話をかけようとするが、その矢先、響子から1本の電話がかかってくる。電話口の響子は慌てていて、聞けば、渋谷くんと連絡がつかず、「探さないでください」というメールが届いたという。その言葉に嫌な予感がした愛花は……。はたして、渋谷くんは人生で初めて“キュン”した愛花を本当にあきらめることができるのか。恋愛経験ゼロのイケメン俳優と真面目でがんばり屋の保育士、保育園のお迎えがきっかけで出会った不器用すぎる2人の“うぶキュン”の結末とは。