アイドルグループ・Snow Manのラウールが主演を務める、映画『赤羽骨子のボディガード』(8月2日公開)の場面写真が16日、公開された。

  • 遠藤憲一

    映画『赤羽骨子のボディガード』で国家安全保障庁長官・尽宮正人を演じる遠藤憲一

石川淳一監督、荒邦(ラウール)の父を演じた津田健次郎を絶賛

きょう16日の父の日に合わせて公開されたのは、赤羽骨子(出口夏希)&尽宮正親(土屋太鳳)の父・尽宮正人(遠藤憲一)と、威吹荒邦(ラウール)の父・威吹丈夫(津田健次郎)の場面写真。

骨子・正親姉妹の父・尽宮正人は日本のCIAと言われる架空組織・国家安全保障庁長官という原作とは違う映画オリジナルの役柄。骨子と正親の実の父親であるが、骨子とは幼い頃から離れて暮らしているためか、正親には厳しく骨子には優しくと偏った接し方をしている。

石川淳一監督は、「(遠藤さんとは)過去に何度もご一緒させていただきましたが、漫画原作は初めてでした。ビジュアルに特徴のあるキャラクターなので、原作になるべく近づけたいという遠藤さんの意向のもと、顔の傷やヒゲ、髪の毛の色を原作に忠実に再現していただきました。普段経験がなかったようですが、カラーコンタクトを入れる練習までしていただいた」と遠藤の徹底した役作りを明かす。

さらに、「オリジナル要素でもあるのですが、遠藤さんが演じることによって、親子愛というのが原作より色濃く描かれていると思います。骨子や正親に対して、どう思ってここまできたのかという背景を、遠藤さん自身が強く考えていて、台本に書かれていること以上に気持ちの流れを汲んで演じてくれました。アドリブも多く、いつの間にか台詞も増えているという(笑)遠藤節が出ていると思います」と遠藤への絶対的な信頼を語った。

また、「誰かを守るって事はその人が大事にしているものを守るってことだ」と荒邦の背中を押す言葉を残した父親・威吹丈夫を演じた津田に対しても、「荒邦のお父さんではあるけれど、最高のボディガードであり、存在感が大きくないといけないんですよね。誰でも良いわけではなく、津田さんに演じてもらうことに意味があったんだなと後から思いました」と絶賛した。

(C)丹月正光/講談社 (C)2024 映画「赤羽骨子のボディガード」製作委員会