俳優の山田裕貴が10日、東京・上野の東京国立博物館 表慶館で行われた「カルティエと日本 半世紀のあゆみ 『結 MUSUBI』展 ― 美と芸術をめぐる対話」オープニングイベントに出席した。
6月12日~7月28日に東京国立博物館 表慶館にて開催される同展は、カルティエが日本に最初のブティックを開いてから50年を記念した展覧会。左右対称の構造をなす表慶館を舞台に、カルティエと日本、そしてカルティエ現代美術財団と日本のアーティストという2つの絆を紐解く。
ブラックスーツにカルティエの豪華ジュエリーを合わせて登場した山田は「こんな優雅な豪華なものを身につけることは普段なかなかないので、初めてのことなので、ドキドキしていたんですけど、素敵さはありつつシンプルなので、いろんなファッションのスタイルに合わせらせそうだなと、身近さすら感じています」と語った。
展覧会を見た感想を聞かれると、「自分がここにいるのが不思議で仕方ないです」と心境を吐露。「先ほどもカルティエの方に『なぜ僕呼ばれたんですか?』って聞いてしまったぐらい不思議です。違う世界に違う自分が、パラレルワールドの自分が立っているような、でも俳優ってそういう職業なので、すごく貴重な経験をさせていただきました」と話していた。