女優の杉咲花が主演を務めるカンテレ・フジテレビ系ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』(毎週月曜22:00~)第7話の無料見逃し配信再生回数が、放送後1週間(5/27~6/3)で296万回再生を突破(ビデオリサーチにて算出)し、カンテレのレギュラードラマ史上歴代1位となった。

  • 若葉竜也、杉咲花=カンテレ提供

■杉咲花主演『アンメット ある脳外科医の日記』

週刊漫画雑誌『モーニング』(講談社)連載中で、元脳外科医の子鹿ゆずる氏が原作(漫画:大槻閑人)の同名漫画を実写化する今作は、“記憶障害の脳外科医”という主人公が目の前の患者を全力で救い、自分自身も再生していく医療ヒューマンドラマ。

無料見逃し配信再生回数296万回は、初回放送の208万回を超え、『アンメット』での最高再生数に。TVer総合ランキングでも最高1位を獲得した。7話の放送では、放送が中断されるというアクシデントが。番組終盤の緊迫した手術シーンの最中にJアラートが発令され、22時46分から『FNN緊急特報』が特別編成された。結果的に被害はなかったことから、中断から30分経過した後に放送が再開されたが、見られなかった視聴者も多くいたことから、TVerでの視聴が伸びる結果に。

イレギュラーな形での記録ではあるが、『アンメット』は実際に朝日新聞や読売新聞の記者座談会1位、Filmarksの「春ドラマ初回満足度ランキング」でも1位を獲得するなど好評を得ており、関東の世帯視聴率も5話、6話、7話と後半につれジリジリと上昇。今週放送された8話では、関東の世帯視聴率が6.2%(個人3.5%)となり、番組ベストを更新している。また、放送中からXで“#アンメット”が日本と世界のトレンド1位を獲得した。見逃し配信の再生数においても、通常は初回が最も高く、2話目以降は数字が落ち着いてくるパターンが多いが、『アンメット』は7話に限らず、3話以降4週連続で再生数を伸ばし続けている。いよいよ最終章に突入する第9話は、10日に放送される。

【編集部MEMO】10日放送 第9話あらすじ
過去に三瓶(若葉竜也)と綾野(岡山天音)と麻衣(生田絵梨花)と4人で食事をしたことを思い出したミヤビ(杉咲花)は、麻衣が三瓶との婚約について何か知っているのではないかと考える。自宅で餃子パーティーをしながら麻衣に尋ねると、その記憶は自分たちが南アフリカのケープタウンで三瓶と初めて会ったときのものだと分かる。当時、ミヤビと三瓶が2人でよく行動していたことは事実だが、それは綾野からのアプローチをかわすための嘘が始まりだったという。婚約については麻衣も詳しくは知らず、真実を知るのは三瓶ただ1人ということに。ミヤビはついに、三瓶本人に向き合おうと決意する。そんな中、偶然、西島(酒向芳)と出くわしたミヤビは、西島の隣を歩く鵜原建設の押尾晴人(黒田大輔)を見て足がすくむ。理由は分からないが、とてつもない恐怖を感じたのだ。戻ってきたミヤビの様子に異変を感じ、話を聞いた三瓶は……。一方、麻衣から「大迫教授はミヤビちゃんに言ってないことがある」と聞いたミヤビは大迫の元を訪ねる。一度は何も答えなかった大迫だったが、あることをきっかけにミヤビを改めて呼び出し、「全部話すよ」と自分の思いを語り始める。