SalesNowは5月24日、「上場企業(プライム市場)の平均年収ランキングTOP10」を発表した。調査は2023年4月1日~2024年4月1日、データベースSalesNow DBより、「メイン業界」を抽出し、ランキングを作成した。

  • 上場企業(プライム市場)平均年収ランキングTOP10

第1位は、中堅・中小企業を対象とした完全独立系のM&A仲介サービスを提供する「M&Aキャピタルパートナーズ」だった。基本合意までは報酬が発生せず、手数料も業界内では低く設定してある。検討初期から成約まで専任のコンサルタントが担当するのも特徴の1つとなっている。

第2位は「キーエンス」。センサー、測定器、画像処理機器、制御・計測機器など、主に工場の生産性向上を実現する機器類を取り扱う大手メーカーで、販売拠点は46カ国240拠点にのぼり、海外での売上比率は6割を超えている。

第3位は「光通信」。継続的な収入がある事業(ストックビジネス)を軸に、電力、宅配水、通信回線、保険などの事業を展開している企業。事業で生み出したキャッシュをもとに、投資やM&Aも積極的に行っている。

第4位は「三菱商事」。三菱グループの大手総合商社で、五大商社と呼ばれる企業の1つ。事業領域は、石油やLNGなどのエネルギーをはじめ、マテリアル、金属、社会インフラ、モビリティ、食品産業など幅広く、世界中で展開している。

第5位は、賃貸事業を中核に不動産ビジネスを手掛ける「ヒューリック」。東京23区を中心とした駅至近の好立地に、オフィスビルや商業施設等を数多く保有している。また、「3K(高齢者・健康、観光、環境)ビジネス」も手掛けている。

第6位以降は、三井物産、ドリームインキュベータ、伊藤忠商事、マクニカホールディングス、地主と続いた。