タメニーが運営する「スマ婚」とフォトウェディングブランド「studio LUMINOUS」は、「結婚式」に関するアンケート調査結果を5月22日に発表した。同調査は、同調査は、2024年4月27日および2024年5月1日~8日の期間、未婚男女合計4,468人を対象に、インターネットを用いて行われた。
結婚関連のセレモニーの開催意欲を尋ねたところ、「開きたい」(30.9%)、「どちらとも言えない」(28.1%)、「セレモニーを開きたくない」(41.0%)という結果になった。
2023年に同社が実施した調査と比較すると、「開きたい」人は3.0ポイント減少していた。一方、「どちらとも言えない」「開きたくない」人は、それぞれ1.5ポイント増加した。
年代別に見ると、20代では49.9%が「セレモニーを開きたい」と回答。30代は29.9%、40代は20.3%、50代は19.8%と、年齢を重ねるにつれて「開きたい」人の割合は下がる傾向にあった。
セレモニーを行わない"ナシ婚"を選ぶ人も一定数いたが、20代はほぼ半数がセレモニーの開催意欲があることが分かった。
もしセレモニーを開催するなら、予算総額の上限はどのくらいが適切だと思うか聞いたところ、「10万円未満」(24.1%)、「10万円以上50万円未満」(26.7%)、「50万円以上100万円未満」(17.7%)が68.5%を占めた。
昨年調査よりも、100万円未満を選択した人が9.0ポイント多く、なるべく予算を抑えてセレモニーを開催したい人が増えていることがうかがえるという。
次に、これから結婚してセレモニーを開きたいと考えている人に、どんなタイプのセレモニーを開きたいか調査したところ、定番の「挙式」(62.2%)、「披露宴」(47.0%)が昨年同様トップ2となり、「リゾート挙式」(34.3%)が3位となった。
結婚式場やフォトスタジオ、セレモニーのプロデュース会社などを選ぶ際に重視したいポイントを調査したところ、最多は「ロケーションや会場・スタジオの雰囲気が良いこと」(39.7%)となり、僅差で「費用の安さ」(39.2%)が2位、「料理のクオリティの高さや種類の多さ」(38.5%)が3位となった。
これに、「ウェディングドレスなどの衣装の種類が多いこと」(33.2%)、「交通のアクセスが良いこと」(32.7%)、「希望の演出ができること」(31.1%)が続いており、費用は抑えながらも、会場などの雰囲気や料理、ウェディングドレスなどにはこだわりたいという人が少なくないことがわかった。
男女別では、ほとんどの項目で女性の方が割合は高く、特に「ウェディングドレスなどの衣装の種類が多いこと」(男性24.3%、女性41.0%)については16.7ポイント高い結果となった。また、女性は「費用の安さ」(45.4%)を重視する人が最も多く、男性(32.2%)より13.2ポイント高くなっている。
一方、男性が女性よりも重視していたのは、「ペーパーレス化など、SDGsに取り組んでいること」(男性20.3%、女性9.2%)で、11.1ポイント上回った。
どんなカラーのウェディングドレスやドレスを着たいか調査したところ、1着目のウェディングドレスで最も人気だったのは「ホワイト(白)系」で、79.1%の人が"王道"カラーを選んだ。2位は「ブルー(青)系」(9.7%)だったが、3位にトレンドの「ブラック(黒)系」(9.5%)がランクインした。
披露宴や前撮りなど、2着目として着るドレスは、定番の「ピンク系」(24.4%)がトップに。次いで、「ホワイト(白)系」(20.2%)、「ブルー(青)系」(19.7%)、「ブラック(黒)系」(19.5%)が僅差で続いた。
なお、黒のドレスについては、男性が相手に着てほしい色として2位にランクイン。1着目は13.9%、2着目は26.2%で、女性の1着目5.7%、2着目13.5%を上回った。