映画『ブルー きみは大丈夫』(6月14日公開)の吹替版完成記念イベントが20日、都内で行われ、吹替声優を務めた宮田俊哉(Kis-My-Ft2)と稲垣来泉が登壇した。

  • 稲垣来泉、宮田俊哉

    稲垣来泉と宮田俊哉

ライアン・レイノルズとジョン・クラシンスキー監督がタッグを組んだ本作は、「子供のとき、おままごとやヒーローごっこを一緒に遊んだ空想の友達が、もしも大人になった今でもそばで見守ってくれているとしたら……」という独創的な発想から生まれた、孤独な少女と、子供にしか見えない“もふもふ”ブルーの物語。日本語吹替版のブルーの声を宮田俊哉、ブルーを助けるために立ち上がる少女ビーの声を稲垣来泉が務める。

イベント登場時、「もふもふ!」と扉から顔を出して会場を和ませた宮田は、「吹替というお仕事は挑戦してみたかった一つだったので、聞いたときはすごくうれしい気持ちでした」とオファーを受けたときの喜びを明かし、稲垣も「吹替のお仕事をしたいと、一つの目標として掲げていたので、本当にうれしくて、とてもうれしい気持ちでワクワクもふもふしながらアフレコに挑みました」と笑顔を見せた。

2人で一緒にアフレコしたシーンもあったそうで、宮田は「本当にビーだなという声で、来泉ちゃんもすごくしっかりしている。少女なんだけど、僕より大人っぽい感じがするなと思っていて、登場するときも『もふ』ってひとボケしちゃうのが僕で、来泉ちゃんはすごくしっかりしていて、すごいなと思いました」と感心。稲垣が「私も登場するときに、『もふ』ってしたらよかったなと思いました」と言うと、宮田は「しなくていいの! 来泉ちゃんはそのままが素敵だから!」と返した。

一方、稲垣は宮田について「すごくお元気な方で、本当に明るくて、宮田さんがアフレコ室に入られたとき、一気に場が明るくなって、『わ~すごい!』って思いました。声も芯のあって心に響きました」と述べ、宮田は「ありがとうございます! うれしい」と喜び、「来泉ちゃんの演じている声も刺さって、掛け合いできてよかったなと思います」と振り返った。

また、宮田は演じたブルーについて、「けっこうまんま僕だなと思います。基本的にずっと楽しくいたいというのが僕自身もそうなので、そういうところは共通点かなと思いました」とコメント。

稲垣も「ビーとブルーどちらに似ているかと言われたら、ブルーのほうが圧倒的に私の性格と似ていて、私も楽しみたい、自由でいたいという感じで、まだ子供のままがいいなと思うから、ビーとは反対でしたが、後半のビーの表情が豊かになるところからどんどん楽しくて、ビーの感情に寄り添いながらアフレコできたなと思いました」と語った。

さらに、稲垣が宮田について「おちゃらけたりするところはブルーに似ているのかなと思います」と言うと、宮田は「確かにそこは似ているな」と納得していた。

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