6打点を挙げたロッキーズ外野陣

● パドレス 0-8 ロッキーズ ○

<現地時間5月15日 ペトコ・パーク>

 コロラド・ロッキーズが2カード連続のスイープに成功。2019年の8連勝以来、5年ぶりとなる7連勝を達成した。

 ロッキーズは2回表、5番ブレントン・ドイルの5号ソロ、9番ジョーダン・ベックの2点適時二塁打で3点を先制。続く3回表にも2点を追加し、6回表にはベックがMLB初本塁打となる1号2ラン。ベックは8回表にもダメ押しの適時打を放ち、この試合3安打、5打点の活躍を収めた。

 投手陣は先発オースティン・ゴンバーとリリーフ3投手で完封リレー。連勝開始前にはMLBワーストのチーム防御率5.67を記録していたが、連勝期間に入ってからは全体2位の防御率1.85という豹変ぶり。昨季のワールドシリーズ王者レンジャーズに続き、同地区2位のパドレスをスイープした。

 1週間ほど前には今季MLBで唯一、連勝の無いチームとして8勝28敗、30球団ワーストの勝率.222に沈んでいたロッキーズが快進撃。依然として地区最下位、エンゼルスと並んで全体27位という成績ではあるが、地区4位ジャイアンツまで3.5ゲーム差に接近。次カードはそのジャイアンツとの3連戦を控えている。

 一方、パドレスは本拠地で痛恨の同地区カード3連敗。借金が2つに増え、勝率の差で上回っているが、地区3位ダイヤモンドバックスにゲーム差無しとなっている。