『ハタラクティブ』は5月7日、「休日」に関する調査結果を発表した。調査は4月9~16日、平日休みで勤務する正社員436人(固定の平日休みで勤務している正社員62人、シフト制で勤務している正社員374人)を対象にインターネットで行われた。

調査結果は以下の通り。まず「GWなどの長期休暇をスケジュール通りに取得できるか」と聞くと、「必ず取れる」(15.6%)、「やや取れる」(31.9%)、「どちらともいえない」(24.8%)と続いた。

  • GWなどの長期休暇をスケジュール通りに取得できるか

また職種別で見たところ、「営業職」(25%)、エンジニア職全般は比較的長期休暇を取得しやすい傾向で、「保安」(5.5%)、「医療・福祉系専門職」(3.7%)は1割未満だった。

  • GWなどの長期休暇をスケジュール通りに取得できるか(職種別)

次に「有給休暇を取得する際に暗黙のルールが存在するか」と尋ねると、「存在する」(47.9%)と約半数が回答している。

  • 有給休暇を取得する際に暗黙のルールが存在するか

また具体的な「暗黙のルール」には、「繁忙期に有給休暇は取れない」(64.1%)、「1ケ月前など、ある程度余裕をもって伝えないと取得できない」(32.1%)、「休暇中の予定を報告しなければならない」(16.7%)と続いている。

  • 有給休暇を取得する際の暗黙のルール

同社は「働き方改革の結果働きやすさの向上は促進されていますが、企業や業界によってその進捗状況にはばらつきがあり、課題が依然として残っていることが見受けられます」とコメントする。