JR東日本新潟支社は7日、鉄道車両の留置施設である長岡駅南部構内にて、線路の砕石散布に用いていたホキ800形貨車の撮影会「さようならホキ800形貨車撮影会@長岡」を6月15・16日に開催すると発表した。

  • ホキ800形貨車イメージ(JR東日本新潟支社提供)

ホキ800形貨車は、線路保守のための砕石(バラスト)散布に用いられる車両で、国鉄時代に製造された。JR東日本新潟支社は1975(昭和50)年に製造された4両を新潟車両センターに配置しているが、今回の撮影会を最後に新潟支社管内での役目を終えるという。

「さようならホキ800形貨車撮影会@長岡」では、収容庫と呼ばれる屋根のあるメンテナンス施設内の6・8・9番線にホキ800形貨車4両(1801・1802・1808・1809)と電気機関車EF81形(EF81形97号機)を留置。貨車単体の撮影をはじめ、貨車と電気機関車を連結した状態の撮影を行える。特別に屋根上点検台や貨車の作業台からの撮影も可能で、鉄道施設の撮影会ならではの画角で撮影できるとのこと。

  • 電気機関車EF81形イメージ(JR東日本新潟支社提供)

6月15・16日ともに第1部(10時30分から12時30分まで)と第2部(14~16時)の2回開催(計4回)。現地集合・解散とされ、会場の長岡駅南部構内・収容庫は宮内駅から徒歩約20分、長岡駅から徒歩約25分の距離にある。

申込みは5月9日12時30分から6月9日23時59分まで、「JRE MALL」新潟支社にて各部20名(合計80名)を先着定員制で受け付ける。販売額は大人・小児同額で1万5,000円。参加は小学生以上を対象とし、小学生の参加は保護者の同伴が必要となる。