国民の祝日「海の日」海事関係団体連絡会は、「海の恩恵に感謝するとともに海洋国日本の繁栄を願う」という「海の日」の意義を多くの方に知ってもらいたいという目的のもと、「海の日」ポスターを制作している。

令和5年7月20日~12月5日に募集し、応募総数1,590点のうちから、2024年「海の日」ポスターコンクールの大賞を3月29日に決定した。

  • 2024年「海の日」ポスターコンクール大賞、東京都大学3年(応募時) 吉岡萌衣奈さんの作品

大賞は、東京都の大学3年(応募時)吉岡萌衣奈さん。審査員からは、「海と空、灯台と光にロマンを感じる作品です。船の安全や海を守る灯台からの光を海の生きものたちに重ねて描くことはアイデアが良く、メッセージ性もあり、作家の才能を感じました。遠くから見ても『海の日』の文字が映えている点も良いと感じました。」とコメントが寄せられた。

優秀賞は、兵庫県の会社員・冨尾美紀さん、熊本県立第二高等学校1年(応募時)上田美生さん、佳作は、千葉県高校2年(応募時)和田麻菜美さん、東京都の会社員・尾上優子さん、京都市立美術工芸高等学校2年(応募時)柚木真乃さん、東京都の会社員・志村美帆さん、英理女子学院高等学校2年(応募時)髙野恵さん(神奈川県)、奨励賞は東京都幼稚園年長(応募時)岩見咲良さん、団体奨励賞(5団体)は京都市立美術工芸高等学校、ロンドン日本人学校(英国)、兵庫県立龍野北高等学校、沖縄県立具志川商業高等学校、兵庫県立兵庫工業高等学校。

審査委員は、箭内道彦(クリエイティブディレクター、東京藝術大学学長特命・美術学部デザイン科教授)、中村庸夫(海洋写真家)、中村麻美(画家・挿画家)、滝沢美恵子(画家)、中村武弘(海洋写真家)、毬月絵美(画家、イラストレーター)。