テレビ朝日系ドラマ『Destiny』(9日スタート 毎週火曜21:00~※初回拡大SP)の記者会見が4日、東京・EXシアター六本木で行われ、石原さとみ、亀梨和也、安藤政信、宮澤エマ、矢本悠馬、田中みな実、仲村トオルが登壇した。

  • 左から矢本悠馬、田中みな実、安藤政信、石原さとみ、亀梨和也、宮澤エマ、仲村トオル

■田中みな実、愛犬のエピソード語る

ファン400人の前に登壇したキャストたち。会見では、タイトルにちなんで“運命を感じた人やもの”について質問が。しかし宮澤いわく、この現場は「ワンダーボーイ」が多いということで、安藤が電車の中でおじさんが歯磨きをしていた話をして「それ、運命じゃない!」とツッコまれたり、矢本が「春菊」との出会いを熱く語り始めたりと、トークは爆笑とツッコミの応酬で大荒れ。

次に振られた田中が「マトモな回答をしますね」と宣言し、「6年前から飼い始めているワンちゃんです」と話し始めようとすると、なぜか笑い出す安藤。田中は安藤にマイクを向け「何ですか、何か言いたいことありますか?」と振るが、特になかったようで話を続けることに。

田中は「そのワンちゃんと出会ってから、生活がすべて変わったし、毎日本当に幸せだし。今回長野でよくロケをさせていただいたんですけど、その間会えなくってお預けしてたので、 毎晩帰ってもいないし、朝起きてもいないから、泣いちゃうんですよ。もうそのぐらい溺愛してるっていう話です」と語り、「まさにDestinyです。私が一番マトモな話してるよ!」と誇らしげにアピールする。しかし亀梨はポツリと「オチがない」とツッコミ。仲村がそれを拾い「俺の話もオチがないのにどうしよう」と心配していた。

■石原さとみ、3年ぶり連ドラ復帰『Destiny』

今作は、ドラマ『Dr.コトー診療所』シリーズ(03年ほか/映画は22年)、映画『涙そうそう』(06年)、『ハナミズキ』(10年)などを手掛ける脚本家・吉田紀子氏が、自身初となる検事の世界を舞台にしたサスペンス×ラブストーリー。主人公の検事・西村奏(石原)が、大学時代の恋人・野木真樹と(亀梨和也)と12年ぶりに再会したことを機に、封印してきた青春時代のある事件の扉が開き、二人は20年に及ぶ運命の波に翻弄されていくことに……。出産を経て、今作で3年ぶりの連続ドラマ復帰を果たす石原が主演を務め、亀梨和也と初共演を果たす。

【編集部MEMO】第1話あらすじ
「横浜地検」中央支部の検事・西村奏(石原さとみ)は、被疑者の取り調べに向かいながら、「東京地検」特捜部の検事だった父・辻英介(佐々木蔵之介)が亡くなった中学3年生の頃に思いを馳せていた。検事として正義を貫いてきた英介が、汚職事件に巻き込まれ、疑惑を残したまま命を落としたあの日以来、姓を替えて母の故郷・長野に移り住み、息を潜めるように生きてきた奏。父と同じ検事になりたい一心で、孤独に勉強に励む奏の運命を大きく変えることになったのは、「国立信濃大学」法学部に通う大学2年の夏のことだった。期末試験に臨む奏の隣に座った野木真樹(亀梨和也)は、驚く奏をよそに、いきなり馴れ馴れしく接してきた。その後も、真樹は何かと奏に絡んできて、自分の友人・森知美(宮澤エマ)、梅田祐希(矢本悠馬)、及川カオリ(田中みな実)を紹介する。そんな真樹のおかげで、心を閉ざして生きてきた奏に初めて仲間ができた。「私たち、友だちでいようね。永遠に」――その言葉通り、奏は大自然あふれるキャンパスで仲間と青春を謳歌。初めて心から笑い、充実した日々を送る。そして、これまで孤独に生きてきた奏と、父・野木浩一郎(仲村トオル)との折り合いが悪く、心から人を好きになったことのない真樹は次第に惹かれ合い、仲間には秘密の恋が始まる。カオリが真樹に惹かれていることに気付きながらも、あえて目をそらし、初めての恋に溺れていく奏。そんなある日、想像もしていなかった事件が奏たちに襲いかかる。この事件を境に、永遠を誓ったはずの友情も、彼らの青春時代も突然終わりを告げることに……。しかし、その12年後――。奏は思いもかけない形で再び事件に向き合うことに。そしてそれは、20年前の父の死の謎に繋がっていて!?