歌手でタレント・あのが、23日に都内で行われた映画『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』(前章公開中、後章5月24日公開)の前章公開記念舞台挨拶に幾田りら、アニメーションディレクター・黒川智之氏とともに登壇した。

  • あの

同作は、浅野いにお氏が手掛けた同名マンガを原作としたアニメ映画。上空に巨大な宇宙船“母艦”が突如襲来した異常な世界で、日々の生活を謳歌するる門出(幾田)とおんたん(あの)の姿を描いている。

■あの、抱えていたコンプレックスを告白「この何年もずっと……」

イベントでは、同作のキャッチフレーズ「地球がそくヤバい!」にちなみ、それぞれの「くそヤバい!」エピソードを発表。あのは「失くしグセがくそヤバい!」と回答し、「去年のクリスマスとかは携帯電話を失くして、ラジオ後に家の鍵を失くして(家に)入れなくて、変な人に声をかけられたりとか……」と話す。最近も失くしグセは治っていないようで、「家の中でメガネを失くしちゃって。1週間ぐらいずっと探してもなくて、テーブルにもやしナムルが置いてあるんですけど、『前に冷蔵庫に入れたはず』と思って、冷蔵庫を開けたらメガネが入っていて(笑) もやしナムルとメガネ間違えちゃってました」と笑いを誘っていた。

今回、声優に初挑戦となったあのは、「この何年もずっと自分の声が邪魔じゃないけど、何を言っても何をしても声の批判が多かったりして、かわいそうだなと思っていたんですけど、今回声で選んでいただけて、声だけでストーリーを描いていくことに参加できて、みんなに『声がいいね』と言っていただいて、初めて声を褒めてあげれるなと。僕自身もすごく救われまして、こういう機会をいただけて光栄ですし、胸を張ってみんなに観てほしいと言える」と声を震わせながら、メッセージを伝えた。