お笑いコンビ・爆笑問題の太田光がゲストと対談するBSフジの番組『太田光のテレビの向こうで』の第2弾が、4月7日(12:00~)に放送。侍ジャパンの栗山英樹前監督を迎える。

  • 栗山英樹氏(左)と太田光

話題はもちろん「大谷翔平」から。「大谷は完全なヒーロー」と話す太田に、プロ入り当初から間近で見つめてきた栗山氏は「神様が一つだけ許してくれるなら、1日だけ大谷翔平になってみたい」と語り、太田も「なりたいですよね…。一生は嫌ですけどね(笑)」と共感する。

一方で、栗山氏は大谷選手を別次元で見ているとも明かし、その期待、厳しさを「『もっと大谷翔平ならできるよね』って言い続けるのが自分の責任という域までいっている感はある」と語る。

今年59歳になる太田。60歳を過ぎてWBCで頂点を極め日本を沸かせた栗山氏の活躍に、「栗山さんのピークは60過ぎじゃないですか」と、来年60歳を迎える自分の未来と重ね「ものすごく勇気づけられる」と熱く語る。

あの感動から1年。話題はWBC当時調子の悪かった村上宗隆選手を栗山氏がどう見ていたのか…に。栗山氏は「WBC前年のオーストラリア戦で村上のバッティングを見て、村上が日本を代表するバッターになると確信していた。監督としては打順をかえたほうがいいとか、いろいろなことを考えたが、個人的には『村上と心中だ』と思っていた」と当時の監督としての気持ちと個人的な気持ちがせめぎあっていたと明かす。

さらに、最近村上選手と食事した際に指摘された「重圧」の真相に、栗山氏は「そうかー、俺の想い逆かぁ」とうなだれたという。

最後は、一見交じり合うことのないジャンルで生きる2人が思い描くそれぞれの「夢」と「現実」の共通点について、さらに、今シーズンから北海道日本ハムファイターズのチーフ・ベースボール・オフィサーとして球団運営と編成を担っている栗山氏が目指すこれからの野球界について語る。