2024明治安田J1リーグ第4節が16日と17日に行われた。
注目の一戦となったヴィッセル神戸vsサンフレッチェ広島は、スコアレスドロー決着。セレッソ大阪は敵地でサガン鳥栖を下して2連勝を収め、広島と勝ち点「8」で並んだ。
FC町田ゼルビアは北海道コンサドーレ札幌に2-1で勝ち切り、3連勝で勝ち点を「10」に伸ばして単独首位に浮上した。一方、札幌は3連敗で未勝利が続いている。
3連敗スタートとなった名古屋グランパスは、2勝1分の好発進を切った柏レイソルと激突。永井謙佑とハ・チャンレのゴールで完封勝利を収め、待望の今季初白星を挙げた。
FC東京もアビスパ福岡を下して今季初勝利。代表復帰の長友佑都が先制点を挙げると、好調を維持する荒木遼太郎、さらにバングーナガンデ佳史扶が追加点を獲得する。終盤に1点を返されたものの、3-1で勝利した。
鹿島アントラーズは、チャヴリッチと鈴木優磨が後半開始早々にゴールを挙げて、川崎フロンターレに逆転勝利。直近8年リーグ戦で勝ててなかった“天敵”から9シーズンぶりとなる勝利を挙げた。先制点を挙げたマルシーニョも退場して踏んだり蹴ったりの1日となった川崎Fは、リーグ戦3連敗。
AFCチャンピオンズリーグとの二足の草鞋を履き続ける横浜F・マリノスは、敵地で京都サンガF.C.と対戦。横浜FMは開始5分に先制すると、8分には相手が退場者を出して数的有利の展開となり、33分にはリードを広げる。前半終盤に京都の反撃を受けて追いつかれたものの、52分にアンデルソン・ロペスがこの試合2ゴール目を挙げて、横浜FMは勝ち越しに成功。64分に横浜FMも退場者を出したものの、逃げ切りに成功して開幕節以来の勝利を挙げた。
東京ヴェルディはアルビレックス新潟と対戦。8分に山田楓喜のフリーキックで先制したものの、その後に逆転を許してしまう。それでも試合終盤に翁長聖が試合を振り出しに戻し、2-2のドローで決着。J1で16年ぶりとなる勝利はまたしてもお預けとなったが、価値ある勝ち点「1」を獲得した。
ホームにジュビロ磐田を迎えたガンバ大阪は、4分に宇佐美貴史のゴールで幸先よく先制。57分にダワンが追加点を挙げた直後に1点を返されたものの、逃げ切りに成功して2-1で勝利した。
湘南ベルマーレvs浦和レッズは、壮絶な打ち合いとなった。浦和が11分に興梠慎三のゴールで先制すると、湘南は23分にルキアンが同点ゴールを挙げ、さらに鈴木章斗が2点を加えて逆転に成功する。浦和は55分に松尾佑介、64分に前田直輝がゴールネットを揺らして追いつく。74分にはルキアンも2ゴール目を挙げて湘南が再度勝ち越したが、81分にサムエル・グスタフソンのゴールで浦和が再び追いつき、シーソーゲームは4-4に終わった。
今節の試合結果と順位表、次節の対戦カードは以下の通り。
◆■第4節▼3月16日(土)
アビスパ福岡 1-3 FC東京
北海道コンサドーレ札幌 1-2 FC町田ゼルビア
ヴィッセル神戸 0-0 サンフレッチェ広島
柏レイソル 0-2 名古屋グランパス
ガンバ大阪 2-1 ジュビロ磐田
サガン鳥栖 0-2 セレッソ大阪
東京ヴェルディ 2-2 アルビレックス新潟
▼3月17日(日)
京都サンガF.C. 2-3 横浜F・マリノス
鹿島アントラーズ 2-1 川崎フロンターレ
湘南ベルマーレ 4-4 浦和レッズ
※()内は勝ち点/得失点差
1位 町田(10/+3)
2位 広島(8/+6)
3位 C大阪(8/+3)
4位 鹿島(7/+3)
5位 神戸(7/+2)
5位 G大阪(7/+2)※1試合未消化
7位 新潟(7/+1)
8位 柏(7/0)
9位 横浜FM(6/+1)※1試合未消化
10位 FC東京(5/+1)
11位 湘南(5/0)
12位 浦和(5/-1)
13位 福岡(5/-1)
14位 京都(4/-1)
15位 川崎F(3/-2)
16位 磐田(3/-3)
17位 鳥栖(3/-3)
18位 名古屋(3/-3)
19位 東京V(2/-2)
20位 札幌(1/-6)
▼3月29日(金)
19:00 東京V vs 京都
▼3月30日(土)
13:00 広島 vs G大阪
14:00 新潟 vs 柏
14:00 神戸 vs 札幌
15:00 鹿島 vs 磐田
15:00 浦和 vs 福岡
15:00 町田 vs 鳥栖
15:00 川崎F vs FC東京
16:00 名古屋 vs 横浜FM
16:00 C大阪 vs 湘南