女優の永野芽郁と俳優の山田裕貴がこのほど、長崎県美術館で行われたフジテレビ系ドラマ『君が心をくれたから』(毎週月曜21:00~)の最終回直前特番(テレビ長崎、17日13:00~)の収録に登場した。
2人は終盤の重要なシーンの撮影のために、急きょ長崎を再訪。11月から12月にかけて行われた長崎ロケ以来、約3カ月ぶりに長崎の地に帰ってきていた。会場に2人が登場すると、集まった人々からは温かな拍手が。そんな長崎の人々に向けて、「(撮影で)長崎の街の方にたくさんのご協力をいただいて、感謝でいっぱいです!」(永野)、「この土地や人々の力を借りて作品を作ることができました!」(山田)とそれぞれ思いを伝えて、収録がスタートした。
収録では、地元・長崎での反響を伝えるさまざまなVTRを公開。ドラマの舞台が長崎ということもあり、テレビ長崎では個人全体視聴率がドラマとしては歴代最高の18.1%(ビデオリサーチ調べ・長崎地区 ※2021年の集計開始以来)を記録するなど、大きな盛り上がりを見せているが、放送開始後にはロケ地を聖地巡りする観光客も続出しているという。
第3話で登場した長崎孔子廟の恋ランタンは、今年の長崎ランタンフェスティバルで大人気だったそうで、史上初めてフェスティバル最終日を待たずして完売。永野も長崎孔子廟の撮影は特に印象に残っていたそうで、「これが長崎なのか!って大きなインパクトを受けたシーンでしたね」と振り返った。
雨と祖母・雪乃の家のロケ地となった東山手甲十三番館は、国の重要文化財に指定されている洋館。観光客だけでなく、長崎県内からも「雨の家に行きたい!」と訪れる人が後を絶たないという。館内のカフェスペースに設置されたノートには、ドラマを見て聖地巡礼をしたファンの声が続々と寄せられていて、実物を見た永野と山田は、うれしそうに書き込みを眺めていた。
ドラマの場面写真や詳細な場所なども書かれた長崎ロケ地MAPも作成(※長崎観光/旅行ポータルサイト ながさき旅ネットのホームページで公開)されており、永野は「懐かしいー!」と感激しながら、「1つ1つの場所に思い入れや思い出があるので、台本に挟んでおきたいですね」と笑顔で語った。
18日に放送される最終回に向け、山田は「雨と太陽、2人が紡ぐ軌跡を演じてきて、“人生って1分1秒、なんて大切な時間が過ぎていっているんだろう”と思いました。僕も1秒もムダにせずに、残りの撮影を頑張りますので、最終回ぜひ見守ってください」とコメント。永野は「このドラマのすばらしさを、長崎の土地と人々に引き出していただいたと思っています。想い、想われることの尊さを感じていただける最終回になっていると思いますので、ぜひご覧ください」と、長崎への感謝を添えて呼びかけた。
収録の最後には、会場に集まった観客から「長崎に来てくれてありがとう!」というメッセージカードが掲げられるサプライズも。長崎の人々からの大きな愛と心を受け取って、収録は終了した。
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