アイドルグループ・Sexy Zoneの中島健人が15日、台湾・台北市内で開催された、カンテレ・フジテレビ系ドラマ『リビングの松永さん』(毎週火曜23:00~)のファンミーティングに登場した。
■中島健人主演ドラマ『リビングの松永さん』
岩下慶子氏の同名コミックを実写化する同作。さまざまな世代の男女が共に暮らすシェアハウスに住むグラフィックデザイナーの松永(中島)は、ある日ひょんなことから同じシェアハウスで女子高生の美己(高橋ひかる)と共同生活をすることに。カタブツのアラサー男とピュアで一生懸命な不器用女子高生がシェアハウスを舞台に、時に衝突し、時に助け合う事で互いを認め合い成長していくラブコメディとなっている。12日に放送された第10話は、Xの世界トレンド1位、2位を独占するなど、すべての放送回で、多くの関連ワードも含めてトレンド入りしている話題作だ。
■中島健人、空港で500人を超えるファンがお出迎え
アジア圏でも好評配信中の『リビングの松永さん』をさらに世界に広めるべく開催されたファンミーティング。中島はイベント開催決定を受けて「海外でイベントをやるのが僕自身初めてなので、すごくうれしいです。自分のやりたいことを叶えてくれる『リビングの松永さん』。アジア中をリビング色にできるように、まずは台湾から!」と意気込む。多忙なスケジュールを縫って、当日現地入りという強行スケジュールで台湾に駆け付け、空港では500人を超えるファンの前に登場。「台湾に着いた瞬間、こんなに愛していただけているんだなって思って本当に感動しました。時間が許されるなら一人ひとりにハグしてあげたいです。皆さんの歓声のシャワーが本当に心の栄養となって頑張れるんです」と満面の笑顔を浮かべる。
■「セクシー謝謝」に大歓声
イベントでは、中島がスペシャルゲストとして、満席状態の1200人のファンの前に登場。約8割が地元台湾のファンで、大歓声と拍手で熱狂に包まれる会場に、中島も「たくさんの方に集まっていただいて謝謝!」とニッコリ。「ダージャーハオ」の挨拶に続き、「皆さん、こんにちは。中島健人です。皆さんにお会いできてうれしいです。楽しんで行きましょう!」のメッセージを中国語で挨拶すると、さらに大きな歓声が上がり会場が一つに。「何よりもまず僕に会いに来てくれてありがとう」とコメントした。
■抽選で選ばれたファンとじゃんけん対決
台湾では、『リビングの松永さん』はKKTVで、日本と同時期に配信されている最新ドラマ。会場のモニターには、ドラマの魅力を凝縮したダイジェスト映像をはじめ、見どころの一つになっている、中島演じる松永の“胸キュン&ツンデレ”シーン、そして“肉体美”を惜しげもなく披露しているシーン映像が会場に流れると、会場からは、「キャー」っと大歓声が。すかさず中島が「セクシー謝謝(シェイシェイ)」と返すと、さらに大歓声が巻き起こった。また、ドラマで松永を象徴するキーアイテムとなっているメガネ姿も披露。演じる松永の特徴である“ツンデレ”を楽しむかのように、メガネをじらしながらかける中島に、会場のファンもうっとり。さらに、ドラマに出演しているヒロインの高橋ひかるをはじめ、向井康二、藤原大祐のシェアハウスメンバーから、中島に関するタレコミコメントが届くと、中島は「え~どういうこと!?」とツッコミながら笑顔。高橋が暴露した「じゃんけんが異常に強い」という撮影現場での“秘密の素顔”を検証すべく、抽選で選ばれたファンと中島とのじゃんけん対決も。「僕はじゃんけん最強です(笑)。台湾でも最強っていうのを証明したいですね」と張り切る中島を前に、ファンが勝った場合には“胸キュンセリフのプレゼント”という特典付き。見事、選ばれた3人のファンは、それぞれ台湾、香港、韓国とアジア各地からイベントに参加しており、思わず中島も「インターナショナルだね!」と喜びを隠せない様子だった。じゃんけんは、いきなりファンが勝つ展開になり、リハーサルで男性MC相手に全勝だった中島は「俺は、いつだってレディには敵わないんだな(笑)」とハニカミ笑顔を見せ、「君に会いたくて台湾まで来たよ」「ギュッとしてあげる」など胸キュンセリフを中国語で披露し、ファンを沸かせていた。
■中島健人、自撮りのこだわり暴露される
続いて、向井と藤原からは、「ウラでもかっこいい」「朝の入りの時間が早くても、めちゃめちゃ顔がかっこいい」「インスタ用の自撮りの時間がめちゃくちゃ長い」というタレコミが寄せられ、写真へのこだわりが強すぎるという中島の素顔を披露。向井の暴露によって、スマホのINカメラではなく、外カメラを使うというこだわりが明らかになり、中島は思わず苦笑いしながら、台湾イベントが始まる直前に、向井と藤原に「今から台湾でイベント」とメールしたことを明かす一幕も。
最後に、中島が大好きだという台湾料理のルーローハンなど、台湾グルメが登場。先日13日に30歳の誕生日を迎えた中島の節目を、会場全員でバースデーソングを合唱し祝った。中島は満面の笑顔を浮かべながら「必要なエネルギーを得られたので、明日の自分はもっとかっこよくなっていると思います! 今後もこの言葉は大切にしたいので、この場でも言わせてください。台湾の皆さん、セクシーサンキュー!」のメッセージで締めくくった。
■中島健人、海外イベント成功に喜び
中島が海外でイベントを行ったのは初めてのことで、無事に終えた中島に感想を聞くと「楽しめました! こんなにも海外の方に愛していただけていることに驚きましたし、『リビングの松永さん』というドラマも海を越えて愛していただけていることがすごくうれしかったです。“リビ松”がインターナショナルになったことを共演者とも喜びたいです。僕個人としても、今後の夢が叶うような貴重な時間でした。ファンの皆さんに支えられているんだなって改めて思うことができて幸せでした」と充実の笑顔でコメント。また、できる限り中国語での挨拶をしたいと時間をかけて練習していた中島は「自分自身が、海外の方が日本に来た時に日本語を話してもらえるとすごくうれしくて。意思が伝わっている気がして、その人のことを好きになれるきっかけになるんですよね。僕も現地の言葉を使うことで、自分のことをもっと好きになってくれるきっかけをたくさん作りたいと思って、現地の言葉を大切にしました」と時間をかけた理由を語った。「台湾をリビング色に染めることができてたら、うれしいです。30歳になって一発目の仕事が台湾でのファンミーティングだったので、すごく良い幕開けになりました。早くこの台湾での幸せを、日本のファンの皆さんにシェアしたくてたまらないです。次は日本の皆さんと、もっと大きな世界を見られたらいいなって心から思います!」と日本のファンへの思いも語った。19日には、第11話が放送される。
【編集部MEMO】19日放送 第11話あらすじ
「俺……ミーコのことが好きだ」――ついに自分の気持ちを認め、美己(高橋ひかる)に思いを伝えた松永(中島健人)。帰宅後、リビングで凌(藤原大祐)と顔を合わせた松永は、凌にも美己に告白したことを伝える。一方、晴れて松永と両思いになった美己は、すっかり夢見心地。水族館デートをお膳立てしてくれた朝子(黒川智花)や、シェアハウスに遊びに来たあかね(大久保桜子)にも祝福され、幸せいっぱいだった。しかし、保護者という立場上、恋人にはなれないという松永の言葉に、“同居人以上、恋人未満”の距離感が分からない。美己から話を聞いた朝子は、松永の相変わらずのカタブツっぷりにあきれ、苦笑いする。一方で自身は、水族館でのキスを機に健太郎(向井康二)を意識してしまい、今までのように気軽に話せなくなっていた。そんななか、仕事もプライベートも絶好調な松永は、久しぶりに大きな広告のコンペに参加することが決まり、応援してくれる美己のためにも、いい結果が出せるようにと仕事に励む。ところが、そのさなか、突然、和歌山からやって来た朋子(映美くらら)に呼び出され……。