JR西日本は28日、特急「やくも」の新型車両273系が4月6日に運行開始することを受け、出雲市駅の待合室を「やくもラウンジ」としてリニューアルするほか、一部停車駅のホームに「やくも」の「雲」をモチーフにした駅名標とベンチを設置すると発表した。

  • 出雲市駅待合室「やくもラウンジ」のイメージ

出雲市駅のコンコース待合室「やくもラウンジ」は3月26日にリニューアルオープン。ゆったりとした空間に地元山陰の木材を使用した家具・インテリアを配置し、温かなひとときを演出する。家具のひとつひとつが「やくも」の新型車両を連想させるデザインとなっている。

新型車両の特急「やくも」が停車する一部の駅のホームに、「やくも」の「雲」をモチーフにした駅名標とベンチを設置。乗車前・到着後の憩いの場やフォトスポットとして利用できるとのこと。

  • 雲をモチーフにした駅名標のイメージ

  • 雲をモチーフにしたベンチのイメージ

この駅名標は出雲市駅の他に松江駅、米子駅、倉敷駅、岡山駅でも設置。ベンチは松江駅、倉敷駅、岡山駅に設置される。3月末までに順次設置予定とのこと。なお、岡山駅は「雲」をイメージした駅名標にはならない予定だが、「やくも」をイメージした駅名標の設置と空間演出を行うとしている。