JR北海道は28日、函館本線の桔梗駅を無人化すると発表した。函館市内にある同駅は「みどりの窓口」も設置されていたが、3月15日の営業終了をもって無人化される。
現在、桔梗駅に停車する列車は普通列車のみ。特急「北斗」と快速「はこだてライナー」はすべて通過(普通列車の「はこだてライナー」は停車)する。「みどりの窓口」の営業時間は7時10分から16時30分までだが、11時30分から12時5分までと13時30分から13時55分までの時間は休止しており、日曜日と祝日は休みとなっている。
2022年版の函館市統計書によれば、桔梗駅の1日あたりの利用者数は2017年度の313人から、2018年度は296人、2019年度は268人と減少しており、コロナ禍の影響を受けた2020年度は201人、2021年度は198人だったという。なお、桔梗駅が無人化される3月16日以降、同駅を含む函館~新函館北斗間で「Kitaca」をはじめとする全国の交通系ICカードを利用できるようになる。