メルセデス・ベンツ日本は2月15日、ミドルサイズSUV「GLC」の新型スポーツモデル「AMG GLC 63 S E PERFORMANCE」を発売した。
GLCに高性能なPHEVを追加!
「GLC」は2015年にデビュー。2020年と2021年ではメルセデス・ベンツの中でベストセラーSUVモデルとなった。全世界での累計販売台数260万台に到達している。現行型GLCは、伸びやかで美しいシルエットの中にスポーティーかつ洗練された要素を取り入れたエクステリアと、リアルウッドトリムやカーボンファイバートリムを採用した質感の高いインテリアを併せ持つSUVモデルとして生まれ変わった。
「AMG GLC 63 S E PERFORMANCE」はシステム出力680PS(500kW)を発揮するプラグインハイブリッドモデル。高性能バッテリー「AMGハイパフォーマンスバッテリー」(HPB)の開発には、メルセデス AMG ペトロナスF1 チームが使用しているF1 ハイブリッドレーシングマシンのきわめて苛酷な条件下で実証済みの先進テクノロジーを活用した。
ダイナミックなドライビング特性、サポートの精度を高めた安全運転支援システム、縦型の大型メディアディスプレイを搭載。このメディアディスプレイには、対話型インフォテインメントシステム「MBUX」(メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエンス)全体の中から、走行に合わせて変化するコンテンツをユーザーのために取り出し、関連するサービスとともにMBUX情報アーキテクチャーに表示するゼロレイヤーデザインが採用されており、直感的な操作設定が可能となっている。
さらに、直感的な行先案内が可能なARナビゲーション、片側100万画素以上を誇るデジタルライトによる効果的な夜間の視界確保、良好な取り回しや優れたハンドリングを実現するリア・アクスルステアリングなど、フラッグシップモデルである「Sクラス」譲りの最新技術を多数採用している。
なかでもメディアディスプレイにクルマのフロント部分下方の路面の映像を映し出す「トランスペアレントボンネット」や、車両の傾き、路面の勾配等をディスプレイに表示する「オフロードスクリーン」も標準装備することで、オフロード性能の向上も図った。
価格は1,780万円。