読売テレビの番組『るてんのんてる』が、23日(24:30~※TVer、ytvMyDo! での見逃し配信あり)に放送される。
■SNSで誹謗中傷を行う女性にインタビュー
SNS上にあふれる「キモい」「消えろ」などの誹謗中傷はどのような人物が行っているのか、という疑問を解消するために、読売テレビ入社4年目の若手ディレクター・門田翼氏がXで誹謗中傷を行う人物にインタビューを敢行する。X上で誹謗中傷を行う600以上ものアカウントに、一件一件リプライやダイレクトメッセージを送り「実際に会って話を聞かせてもらえないか」とアポ取りをするも、当然ながら大半のアカウントからは返信が来ず、挙句の果てには引用リポストで晒されたりアカウントをブロックされてしまう始末。また、リプライを送るために使用した番組公式アカウントも、必死の依頼文言が悪影響を与えたのか、フォロワーが大幅減少するなどディレクターは四面楚歌状態に。
そんな中、一人の女性が実際に会って話を聞かせてくれるという。待ち合わせ場所に現れた女性から明かされる、投稿への思いと彼女が歩んできた人生。インタビューを通して「SNS上で誹謗中傷を行う人物」の輪郭が少しずつ明らかになっていく。ディレクターによる「これは誹謗中傷では?」「フォロワー0人のアカウントで呟いたところで本人が自分の名前で検索したら出てくるのでは?」という、フットボールアワーやスタジオゲストのダレノガレ明美も驚がくした鋭い攻めの質問も見どころだ。
■ダレノガレ明美、Xユーザーとのバトル語る
スタジオではダレノガレが、X上で「ダレノガレ明美の家賃を払っている」と自称していたユーザーに内容証明を送った経験を告白。Xユーザーとの生々しいバトルに「この企画のディレクターやった方がいいんちゃう」と岩尾望がツッコミを入れる場面も。
門田ディレクターは「日々SNSを見ている中で、『なぜこんなことを発信するんだろう?』『どんな人なんだろう?』という疑問がありました。SNSに関連するいいニュースも悪いニュースもあふれている今、これを見てくださった方がSNSとの向き合い方を考えるきっかけになればとてもうれしいです」と呼びかけた。
【編集部MEMO】
2022年4月にスタートした、読売テレビの若手ディレクターがこれまで温めてきた渾身の企画を放送する実験的バラエティ番組。企画内容や出演者の制約がまったくない中、1人のディレクターが2週ずつ担当して、VTRを制作。“のん”岩尾望と“てる”後藤輝基による“のんてる”コンビが見届け人として進行する。