ピン芸人の陣内智則とバカリズムがMCを務めるカンテレ・フジテレビのバラエティ特番『人気ピン芸人大集合! 陣内・バカリの最強ピンネタSP』が18日(16:05~)に放送される。

  • 『人気ピン芸人大集合! 陣内・バカリの最強ピンネタSP』より=カンテレ提供

■実力派ピン芸人たちが至極のネタを披露

MCの2人をはじめ、友近、ハリウッドザコシショウ、佐久間一行、田津原理音、ヒコロヒーといった実力派ピン芸人たちが“今、絶対に見てほしい至極のネタ”を披露する同番組。陣内&バカリズムは正反対のネタを披露。お互いのネタを見て陣内が「演技力と思想がスゴい!」とコメントすると、バカリズムは「ネタの並べ方が美しい!」と、お互い大絶賛する。昨年の『R-1グランプリ』で優勝した“カード開封ネタ”の進化版を披露した田津原理音や、新感覚の“あるあるネタ”を披露した佐久間一行、“誇張モノマネ”で会場を爆笑させたハリウッドザコシショウ、“ありそうでない”設定をネタにしたヒコロヒー、ドラマのような独特な世界観のネタの友近ら、クセの強いキャラクターたちが披露するネタに、ゲストの村重杏奈も「クセになる! もっと見たい!」とコメント。また、“世界で活躍できるピン芸グランプリ”と題して、昨年世界で大活躍した、とにかく明るい安村にあやかり、平成ノブシコブシ・吉村が世界で活躍できそうなピン芸人を紹介。MC2人も「すごく多ジャンルで斬新!」「見せ方を工夫していて面白い!」と、そのクオリティに太鼓判を押す。

■収録後コメント

――収録を終えての感想は?

陣内:ピン芸人に特化したこの番組も、もう5回目ですもんね。でも今回8割裸でしたね(笑)。今までのピン芸ってフリップ芸とか、僕だったら音を使ったり、1人コントをしたりとかでしたけど、今回はすごく多ジャンルで面白かったです。

バカリズム:特に布の少ない回でしたね(笑)。でも、みんないろいろ見せ方を工夫していて面白いですよね。見たこともない装置を自分で作って。初めて見る装置がたくさんありましたね(笑)。

――お互いのネタでスゴいなと思ったところは?

陣内:僕はバカリズムのネタは絶対できないですね。まず演技力がスゴい。僕はクソ大根って言われてるぐらい演技力がないので(笑)。あと、やっぱり思想ですよね。“バカリズム思想”ってこんな感じなんだっていう。僕ができないネタをバカリズムがやって、僕もまた違うネタをやってるって感じですね。

バカリズム:ツッコミってやっぱり演技力が大事で、下手くそだと笑えないと思うんですけど、陣内さんはネタの時は演技もバッチリだし、ネタの並べ方とかもすごく美しい。しかも、陣内さんのネタってすごく大喜利的なので、絶対大喜利も得意なはずなんですよ。今回のネタのチョイスも完全に大喜利で、必ずウケるし、面白いのに、なんでネタ以外になると演技や大喜利ができなくなるのかが不思議です(笑)。

――今回のピンネタで特に印象に残っているネタ、面白かったネタは?

陣内:みんな面白かったけど、ちょっと斬新だったのが、TOKUっていう芸人がやっていた、ペーパーブレスパフォーマンスっていうネタ。ティッシュをブレスで吹いて、ゴミ箱に入るかどうかっていう。まぁ全然入らないんですけどね(笑)。

バカリズム:今回は友近さんがいつもにも増して、かなり濃い世界観を見せてくれたなって感じです。本当にあの人こそ、どういうところからネタを思いつくか分からなくて不思議ですね。よくそれをネタにしようと思ったなっていう。スゴかったですね。

――今回の番組に関しての視聴者へのメッセージを一言。

陣内:今回はいろいろなパターンのピン芸人が見られると思います。ピン芸人って言っても、全然ジャンルが違って全然手法も違うから、すごくいろんな角度から楽しめると思います。夕方のこの時間に何も考えずにだらっと見てもらえたらうれしいです。

バカリズム:今回のピン芸人はほとんど裸で出てきますので、そこは覚悟して見てください(笑)。

【編集部MEMO】
『R-1グランプリ』を制作するカンテレの特番『陣内・バカリの最強ピンネタSP』も今回で第5弾。今年のR-1グランプリは過去最多の5,457人がエントリーし、サツマカワRPG(3度目)、ルシファー吉岡(6度目)、トンツカタン お抹茶(初)、kento fukaya(3度目)、吉住(2度目)、街裏ぴんく(初)、寺田寛明(4度目)、真輝志(初)、どくさいスイッチ企画(初)の9人が、カンテレ・フジテレビ系で3月9日(18:30~)に生放送される決勝戦で王者の座を争う。