タレントの叶姉妹が1月30日、音楽ストリーミングサービス・Spotifyで、ポッドキャスト番組『叶姉妹のFabulous World(ファビュラスワールド)』を配信。相談者のお悩みに答えるなかで、「友達はいない」と宣言する理由を明かした。

  • 叶姉妹(左から叶恭子、叶美香)

彼氏から「そばにいると気持ち悪くなる」

この日の配信では、「交際1カ月で彼氏に振られてしまった」という女性のお悩みを紹介。彼氏から、「そばにいると気持ち悪くなる。嫌いだ」と言われてしまったそうで、「話し合おうと言ったが聞いてもらえず、今すぐ別れたいと言われた」と告白。交際前は、友人関係が3年ほどあったというが、「ずっと私の性格のことで我慢して付き合ってたから、これ以上我慢しろと言うのか! と怒鳴られた」と言い、「私の性格のどういうところが嫌だったのかわからない。一方的に振られてしまい、自分に自信がなくなった」と打ち明けた。

「彼氏に言われたことがトラウマになり、男性を好きになることが怖くなった。今後、どういう人を選べばいいのかわからない」という相談者に、恭子は、「待ってればいいんじゃないの? 自然と当たり前に、自分の中から湧き上がってくる情熱とか、そういうようなことで好きになるはずだから」とエール。また、「この方が言っている内容で、合ってるのは“選ぶ”。自分が選ぶ。人生の選択において、自分のほうが選ぶということは、私がこだわっている内容ですね。これだけがしっくりいく言葉」だと話した。

一方で、「お二人に本を書いてほしい」という相談者のメッセージに、恭子は、「うーん、書いてるけどね。ご存じないということですよね」とチクリ。「だからこれこそが、“ああそうか”って。他人様を傷つけない行為っていうのは、私たちはそんなことどうも思ってないとしても、人によっては、“僕いっぱい出してるのにな……”と思う方もなかにはいらっしゃる」と諭し、「ちゃんとその方のある程度のことは知った上で、お話をしたほうが、ご自身にとって衣服を着ているか、裸でいるかの違いになってきます」とアドバイスした。

“友達”は「卑怯な言葉に聞こえる」

また、恭子は、“友達”の概念についても言及。あくまで自身の考えだと前置きしながら、「友達っていう名前って、ある意味卑怯な言葉に聞こえる」「彼氏とか彼女とか恋人とかでもなく、友達って怖い言葉よね」と吐露。「だから私は、“友達はいない”というハッキリとした宣言というか」と続け、「こちらだけが思ってることも、先方様に対しては、もしかしたらご迷惑になるケースもある。反対に、私においても、先方様が何かのことで警察に行かないといけないようになった場合には、迷惑がかかる。そんなことがあってはいけないと思うんですね。だから、結局のところは、“知り合い”である」と自身の考えを語っていた。

【編集部MEMO】
叶姉妹の叶恭子と叶美香がリスナーから寄せられた悩みに本音で向き合い、独自の視点で答えていくSpotifyオリジナルポッドキャスト番組『叶姉妹のFabulous World』。2021年8月にスタートし、毎週火曜日の18時頃に配信されている。番組開始前、叶姉妹は「私達のトーク番組をSpotifyで始めることになりました。私達の愛する大切な皆さんから寄せられる人生の様々なお悩みに、いつものように真摯に向き合っていくつもりです。海外でいま人気となっているポッドキャストというメディアで、私達の愛する大切な皆さんと、これまでにない方法で、さらに皆さんとの心のつながりが深くなると嬉しいです。世の中が見えない危険にさらされて急速に変化する不安定な現在ですが、アメージングでファビュラスな日々をご一緒に、この番組をぜひ楽しんでくださいね」とコメント。配信されるたび、リスナーからは「元気出る」「ズバッと言うのがすごく好き」「心が豊かになる」「不思議と心が落ち着く」といった声がSNSに書き込まれている。