京都鉄道博物館は1日、「SLスチーム号」の客車を12系客車に変更して特別に運行するほか、24系客車のA寝台車であるオロネ24形の車内公開など、3月開催のイベントについて発表した。

  • 12系客車の外観

「SLスチーム号」は11時から15時45分までの間、おおむね30~60分に1本運行。蒸気機関車はC56形160号機、C61形2号機、C62形2号機、8620形8630号機のいずれかを使用する。3月7~12日の6日間限定で、「SLスチーム号」の客車を12系客車に変更して特別に運行。3月8日はディーゼル機関車DE10形が牽引する予定となっている。

乗車料金は大人(高校生以上)300円・こども(3歳から中学生まで)100円。詳しい運行時刻や、どの機関車が客車を牽引するかは京都鉄道博物館のサイトで確認できる。

  • 12系客車の車内

  • 24系客車オロネ24形4号車

週末を中心に実施している展示車両の車内公開に関して、3月は「24系客車オロネ24形4号車」の車内を公開。オロネ24形は24系客車のA寝台車で、プルマン式開放形2段寝台が特徴だという。「トワイライトプラザ」にて10時から16時30分まで公開(12時から13時30分まで休止)される。

3月2・3日には、こども向けワークショップ「Nゲージを走らせよう!! でも…Nって? ゲージって?」を開催。鉄道模型の縮尺や、電気の流れによって動く模型のしくみについて解説する。両日とも10時30分・11時30分・13時・14時・15時・16時からの6回開催され、各回の所要時間は30分。参加費は無料。定員は各回6組で先着順となる。各回30分前から整理券を配布する。