JR東日本は、新幹線・在来線の運転士と一部駅社員の視認性向上と疲労軽減などを目的に、偏光レンズを使用した保護メガネの着用を試行すると発表した。
保護メガネの着用試行は、直射日光や反射光などのまぶしさを軽減することによる前方の視認性向上と、直射日光や反射光などをカットすることによる疲労の軽減の2点について効果の検証を目的としている。
東北新幹線東京~新青森間、中央・総武線各駅停車(三鷹~千葉間)、奥羽本線秋田~青森間、津軽線青森~蟹田間、五能線川部~深浦間の各区間で運転士が着用するほか、新宿駅と逗子駅でもホーム上の安全確認を行う駅社員が着用する。2月上旬から3月下旬にかけて順次、着用を始める。試行期間は場所によって異なり、最長で9月下旬まで実施予定。検証により着用の効果が得られた場合、他駅・他線区への導入を検討するという。