アイドルグループ・Snow Manの岩本照が連続ドラマ単独初主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『恋する警護24時』(毎週土曜23:00~)が13日にスタート。第1話、第2話ともに放送後には「#恋警護24」などの関連ワードがトレンド入りし、話題を呼んでいる。
過去の事件を追う無骨なボディーガード・北沢辰之助(岩本)と、毒舌かつわが道をいく弁護士・岸村里夏(白石麻衣)が繰り広げる考察系アクション・ラブコメディである今作で、相性最悪な辰之助と里夏の恋模様に深く関わることになるのが、溝端淳平演じる、急成長中のミールキットを扱う会社「ラーキリッシュ」の社長・漆原透吾だ。今回は溝端に、岩本や白石、そして溝端と同じく関西出身のなにわ男子・藤原丈一郎の印象や、意外な役作りについて語ってもらった。
胸キュンポイント分からず苦戦
――実際に漆原を演じて、どのようなキャラクターだと思われましたか?
台本を読んだ時、辰之助は「強硬」、漆原は「柔軟」という印象を受けました。実際に演じてもその印象は変わらず、漆原は辰之助とは真逆のキャラクターです。辰之助、里夏、漆原のシーンでは、その違いがより明確に映し出されていると思います。漆原は、温和で柔らかくて、スマートに里夏にアプローチをしていくことになります。
――社長としての漆原の印象を教えてください。
フードロスや新しい健康管理を含めた食の形を追求していく会社を経営しているのですが、いい意味で社長らしくないです。漁業や農業の現場に自らの足で赴き、現状を知り、地域の方々と手を取りながら、商品を広めていく努力をしています。社長としても、一人の人間としても、どこからどう見てもいい人だなと(笑)。爽やかな好青年かつ温和でスマートなキャラクターですね。
――スマートな漆原が里夏へ積極的にアプローチする姿を見て胸キュンする方が続出しそうですよね。
いやー、どうなのでしょうね(笑)。「さっきの仕草よかったので、もう一回携帯で撮らせてください!」と女性のプロデューサーさんに言われるのですが、自分では胸キュンポイントをよく分かっていないので、「いじっていますよね?(笑)」というやりとりをよくしています。僕自身、無骨なキャラクターの方が得意だったりするので、恋愛ものの、いわゆる王子様のようなキャラクターには苦戦しますが、「胸キュンシーン」の撮影では、現場の女性スタッフの皆さまにたくさん助けられています。
岩本照は食べているものがかわいらしい
――続いては共演者の皆さまについてお伺いいたします。恋のライバル・辰之助を演じる岩本さんの印象は?
岩本くんは僕の思い描いていたイメージ通りの人物でした。男らしかったり、どこかちょっと不器用な部分やかわいらしい一面を持っているというところが、辰之助と通ずるものがあります。
――岩本さんとのエピソードを教えてください。
タピオカを飲んでいたり、食べているものがすごくかわいらしいなと感じました。甘いものが好きというところは、辰之助に似ていますよね。僕が差し入れをしたシュークリームも、すごくおいしそうに食べるんです。そんな姿を見て、「岩本くんだけ2個食べていいよ」と伝えちゃいました。岩本くん専用に「甘いものを差し入れしてあげようかな」と思わせるようなチャーミングさが岩本くんにはあります。また、話を聞いていると食べるスタイルがちょっと特殊で「カレー店に行ってもナンだけを頼みます」という話には、正直驚きました(笑)。
――白石さんの印象は?
お綺麗な方だという印象は大前提として、お会いするまでは高嶺の花のような方なのかなと思っていました。でも実際に会ってみると、体育会系で、すごくサバサバしていたので、イメージがガラリと変わりました。明るくて接しやすいですし、すごくギャップを感じました。何を話したらいいのだろうと悩んでいたのですが、そんなことを心配する必要は一ミリもなかったです。